(警察が調査に乗り出すも一向にして手掛かりが掴めない。それもそのはずで犯人は人間ではなかったからだ)
(柊 紬は現場にいくと(ここ最近になり、女性達が次々に行方不明になるというか怪奇事件が多発していた)
(警察が調査に乗り出すも一向にして手掛かりが掴めない。それもそのはずで犯人は人間ではなかったからだ)
(柊 紬は現場にいくと同時にかすかながら妖魔の気配を感じ取っていた。)
ここは……こんな所にチャペルがあったんですね。
(気配を辿りたどり着いたのは街外れのチャペル。今は使用されてないのか扉は完全にしまっていたが)
(紬はある確信をしていた為迷わず扉をあけ中に入る。そこは荘厳なチャペルであり、そして中には数十人もの人が座っていて)
(近づき観察すれば皆ウェディングドレスを着ており、そして表情は虚ろで光を宿さない瞳で虚空を見つめていた。人形なのだろうかと観察するが)
…違う、これは…行方不明になった人達!?だとすると……はっ!?
(紬が事実に気づくと同時、闇に紛れてなにかが飛び出してくる!それを間髪交わすとすぐさまブローチを取り出して)
「星よ…応えて!妖魔を打ち払う力を私に…!!」
(祈り念じれば紬は聖なる光に包まれ瞬く間にその姿を人ならざるモノから人々を護る為の戦士としての姿へと変えていく)
(蒼のレオタード調の衣装に、フリルスカートがついた愛らしいコスチューム。)
胸元には丸い小さな地球を思わせるブローチ、頭部には星をあしらったティアラ。両手は腕までおおう真白いグローブ)
(足は太腿まで覆う蒼いロングブーツ…そう、聖純光騎ラピスラズリへと変身を遂げたのだ)
…はっ!!!!!
(そして闇から伸び来る触手を聖なる短剣スターダストで打ち払い浄化していく。そんな中、不意に視界に部屋の隅に隠れていた少女を見つける)
(透ける様な白い肌にアルビノだろうか、銀髪のツインテールを結ったメイド服姿の少女。怯えた表情をしている彼女にも触手の魔の手が迫っていて)
(すぐさま駆け付け、触手を浄化していくラピスラズリ。)
大丈夫ですか…!?貴方も此処に攫われてきたんですね…待っててください。直ぐに元凶を絶って皆様を元に戻しますので…
(彼女を背後に隠しながら迫りくる触手を払っていくラピスだったが…不意に背後から何かを刺されてしまう。)
なっ………!?なに、が……あ、貴方…まさか…貴方…が……?あ、ぅ……
(背後に注射器を持った彼女が、警戒をしていないラピスの首筋に注射針を刺し込み、何等かの薬液を流し込んでいた。そしてそこで意識が途切れて…)
(チャペルの中央に本来なら祭壇があろう場所に何故か分娩台の様な台座が備え付けられていて。)
(そしてそこにラピスラズリは座らされ、四肢を触手で拘束され身動きがとれない状態にされた形で捕らわれてしまうのだった)
【こんな書き出しで如何でしょうか?】