>>236
刃が溶けたナイフをホルダーに仕舞い込み、ペンライトが見付からないので、自身の夜目を信じて、部屋のさらに先へと進む事にしたリン。

部屋の先はペンライトが無い状態ではイマイチ分かりにくいが、棚が並んだ物置の様な部屋になっていた。
しかし、どこに何があるのかはライト無しでは全く分からず、壁や棚に手を付きながら進むしかなそうであった。

そんなリンを暗闇の中から狙う生物がいた。
形は花弁の様でありながら、棚や壁、天井等にくっついており、リンの人肌の体温、そして体内に産み付けられた卵から発されられる微弱な電磁波がその生物に暗闇の中でもリンの居場所を正確に教えていた。

リンは体内の異物感の影響で集中力を欠いている状態で、その生物の気配にも気付く事は出来なかった。
部屋をある程度進み、最もその生物達が狙える場所に来た瞬間、体内の卵が蠢き出し、リンは突然の異物感にその場でお腹を抑えて、しゃがみ込み動けなくなってしまう。

そして、動けなくなったリンに目掛けて、次々とドロドロとした粘液の塊が発射されていき、瞬く間にリンの全身は粘液まみれになってしまう。



【あまり積み込み過ぎない方がよければ言って下さい。頻度を落としていきますので】