何か……何か逃げ道は……
(もはや歩くことすらもままならず、四つん這いで快楽に蝕まれる身体を動かしながら部屋を探索していると虫たちの動きはさらに変化する)
っ……そんなところ触らないで…………
(危うく声を上げそうになるのを手で押さえて堪えるが、虫たちは陰核や乳首などに甘噛みし、それらに媚薬を注ぎ込む)
……うぅ、何か……早く見つけないと…………
(体中を這いまわる虫や体内に潜む卵はともかく今も頭上にいるであろう粘液を射出した生物や前の部屋にいる肉塊に襲われることは回避したいため脱出経路を探し続ける)
はぁ……はぁ……あ、あった…………
(淫欲に精神を蝕まれ、任務中の冷静さすら保っていられない中ようやく逃げ道となるダクトを見つけると迷わずに中に入り込む)
(人一人がようやく通れるサイズのダクトだが、不幸中の幸いか体中に付着した粘液の影響で多少装備を付けていても中に問題なく入り込むことはできるようだ)
とにかく……ここから離れないと……んっ…………
(這って移動するにしても乳首や陰核が虫や下着の繊維に擦れてリンの身体に淡い快感を走らせ、それに耐えながら彼女は奥へと進む)