うっ……く……あぁっ!!
(通路を進む際今まで感じていた感覚とは別の痛みに近い感覚をリンは覚えていた)
(それは即座に快感へと変換されるがそれでも彼女の憶える不快感が変わるものではなかった)
く……出る……の……?
(もはや歩くことすらままならず、足を引きずりながら廊下を進むとぼんやりと扉が見えていた)
部屋……あるけど…………
(息が粗くなり、正気を保つのが精いっぱいな状態でリンはとうとうその場に膝をついてしゃがみ込む)
ここで……処理するしかない……
(ベルトを外し、ジーンズとショーツを纏めて膝下まで下ろすと子宮内の虫を出す体制に移る)
…………はぁ、はぁ……ふぅ……
(目を固く閉じ、リンはこの状況を耐えるしか手段が残されていなかった)