>>269
……んっ…………あぁ……
(意識は深淵の底に落ちてもなお身体は反応し、虚ろな嬌声が口から反射的に零れる)
(その最中でも触手へと変貌した蟲は肛門と膣内に入り込み、子宮や腸などの普通であれば異物の到達しえない領域をそれらは侵略していた)

……あれ…………私……なにを……?
……!?
(次に目を覚ました時、リンは自身の乱れた服装を恥じらい、その直後に両穴に施された異物の感覚に吐き気を催す)
……っ
(急激に押し寄せる快楽の情報量に耐えきれず、復帰した精神が忽ちのうちに疲弊する感覚、快楽に対しての耐性が向上するにつれて摩耗するリンの精神は徐々に薄弱となっていた)
服の中とおなかには……なにもいないけど…………うぅ……
(身体の倦怠感や下腹部にたまっていた異物の感覚は失せていたものの別の何かがリンの身体を蝕み、別の理由でまた満足に体を動かすことすら困難になっていた)
まずは……ズボン……履かないと…………
(よろよろと立ち上がるとショーツ、ジーンズと慎重に履きなおし、ベルトを止めようと試みる)

【気絶した後の形で書かせていただきました】