……えっと…………何か……
(デスクに資料を纏めるとそれをもって壁に背を預け、極力体に力を入れない体勢を維持しながら集めた資料を確認する)
繁殖……蟲…………遺伝子……
(時折ぼんやりとする意識を何とか覚醒に導きリンは資料に目を通し、時折身体に訪れる快感に身を震わせながら資料を必死に頭の中に叩き込む)
これについての記載は……ない…………か
(これらの生物の根底に関わる記載については書かれていたものの現在リンの身体に寄生する生物についての記載などは書かれておらず、特に現状を打開する術などは見つからなかった)
……遺伝子操作とか…………薬物投与なら……突然変異もあり得るかな……なら…………
(自身の中に巣くう生物の形状変化や身体を寝食するよう等から推察するもののどうする術も見当たらずにうなだれる)
ん……ぐっ…………あああっ!!
(突然発作のように下腹部に浸食した触手が激しく動き回り、リンは耐えきれずにその場に倒れこむ)
ああっ……やっ……やぁっ!!
……そんなに滅茶苦茶に動かないでっ……ひゃっ!!
(危険とわかっていても触手の巣食う股間部をジーンズ越しに強く抑えてしまうが、それと同時に激しい刺激によって絶頂を迎えてしまう)
………………あぁ……
(溢れ出たであろう愛液すら触手に吸収され、あとに残るのは絶頂の余韻と疲労感ばかりであった)
んっ……立つだけでも……服が擦れて…………
(素肌に擦れる衣服の感触すら今のリンには耐えがたい快楽の苦痛だが、エージェントとして……何よりもリンとしての残された意志で脱ぎ捨てる衝動は抑えていた)
(ふらふらと立ち上がるとデスクの引き出しや他に資料……ないしはこの状況を少しでも打開する道具など糸口がないかと部屋を探す)
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