>>281
……ふぅ、何もないならよかった
(警戒しながら扉を開けるが中には異形の生物などはおらず、衣類一式が収められていた)
これは……ブラウスとタイトスカートに…………ストッキングか……
事務員の制服……にも見えるけど……
(改めて自分の服装を確認する)
(軽く洗浄したとはいえ乾ききってはいないジーンズに粘液で汚れているワイシャツ、その下のシャツも多少とはいえ外部からの粘液や皮膚に張り付いていた虫たちの暴虐により汚染されていた)
今は四の五の言ってられないけど…………上くらいは着替えておこうかな
(ただでさえ身体的に身動きのとりづらい状態であるのに、タイトスカートを履いてしまえばそれこそ足枷になってしまうだろう)
(リンはワイシャツを脱ぎ、シャツの上にブラウスを着用して身なりをもう一度整える)
少し袖が……でも今までに比べればまだ幾分かはマシかな……
(着替えを終えると、リンは次の場所を探すために部屋を後にした)

【承知しました】