>>371
「あら課長、まだ残ってらっしゃったんですか?もう課の皆帰りましたよ?」
(時間は既に終電間際、会社のフロアには沙織と葵の2人だけが残っていた。
 もっとも沙織は先日の葵が犯したミスの尻拭いの為に残業していたのだが。
 呆れたような沙織からの視線もどこ吹く風で、特製のコーヒーを勧める。)

「今回は課長のお陰で助かりました。あ、これ冷めないうちにどうぞ。リラックスできますよ。
 うーん、課長には何かお礼をしないといけないですよね…そうだ!私マッサージが得意なんですよ。
 課長、最近根を詰め過ぎてるしマッサージを受けてみませんか?」
(そう言うと沙織の返事を待たずに背後から肩を念入りにマッサージし始める。
 死角に立っているため沙織には見えないが、葵の目には妖しい光が輝いている。)


【とりあえず導入はこんな形から徐々に進めさせてもらいますね。】