「はい、気をつけます。…うわぁ、課長の肩メチャクチャこってるじゃないですか。これは本格的に揉み解さないと」
(沙織がコーヒーに口を付けたのを見て、内心ほくそ笑みながら肩を念入りに揉んでいく)
「これだけ肩の筋肉がこり固まっていると他の部分も固まってると思いますよ。せっかくですからそちらにうつ伏せになってください。
しっかりと施術して差し上げますよ、えぇたっぷりと」
(そう言って沙織の手を取り、応接セットのソファに導く。うつ伏せの沙織の体に跨り上に乗ると背中全体をマッサージし始める)
「どうです?気持ち良いでしょう。…それにしても課長って本当にスタイル良いですよね。出るところは出て、引っ込む所は引っ込んでいて。」
(マッサージ部位を肩甲骨の辺りから徐々に下げ、ウエスト・臀部までマッサージをし始める。さすがに沙織も怪訝な様子で戸惑いを隠せない)