(破滅を前に、体がおかしくなったのか、正装と、バイブとプラグの刺激を強く感じて、喘ぎ声を短く漏らしながらも、先に1階に降りると、周りに人がいないことを確認する。)
あの、ロビーの柱の前で隠れましょう…っ、彩音さん。
(ロビーの前の柱の陰なら、何とか隠れれるんじゃないかと思い…彩音さんに伝える。)
(恐怖に震える彼女に寄り添って、何かあったら守らなきゃと思いながらも、何とか柱の陰に入った。)
しばらく…ここでじっとしてましょ……あ、ローター動かしっぱなし…。
ご、ごめんね…彩音さんっ、今すぐ止めるわ…。
(やっと隠れたところで、彩音さんのローターを動かしたまま止めていないことに気づいて止めた。)
1階に用はないと思うから…気づかれないといいんだけれど…っ。でも人が来ても、何とかしてみせるわ…。
何かあったら、私が守るって言ったものね…。
(きゅっと彼女の細い体を抱きしめながら、しばらく柱の陰にで様子を見ていた。)