>>101
(不治の病、しかも死病に罹り命運は尽きたと思ったが)
(恋人が以前から行ってきた善行もあってか、転生の秘術を知る事が出来た)
(色んな条件もクリアし、その秘術が行われた時、同時に進行する悪意に気付く事は困難だった)
(秘術は魂を抜き出し、病の無い健康な体に移すというもの)
(魂が抜けるその感覚があり、そのまま横にある身体に入れば終わるその秘術は)
(悪意ある横やりによって強制的に魂を引っ張られてしまっていた)
(そこに入らないとという焦燥も空しく、空を越え、どことも知れぬ所に飛翔する魂)
(意識を保つ事は出来ず、このまま死ぬのかと思ったのが最後の意識だった)

う、ここ、は……?お前はグレドール、どうして……?
確か、国の手入れを受けて、罪を得て服役していたはず……

(意識が戻ると不自然な身体の感覚と手首の痛み、そして見知った奴隷商人の姿)
(すぐに自分の状態を確認すると腕は後ろ手に拘束され、足にも枷が嵌まっていて逃げる事が容易ではないのがわかる)
(石造りの室内は灯りが人工的なものしかなく、今居る場所もわからなかった)

屈辱ですって……あなたなんかに何が出来ると……
う、くっ、これは胸がこんな……っ!?
それに、これ、奴隷ピアス……っ!?さ、最低に決まっているでしょう!!!

(言われて意識しないようにしていた乳房をはっきり認知してしまう)
(何周り大きくなったのか、男に嬲られる為に変えられているのは明白で、しかもその先端、そして違和感のある股間には)
(グレドールが手がけた奴隷に嵌められる奴隷ピアスが嵌まっている、二度と外せないそのピアスに絶句しながらも)
(敢然と言い返す気力がある姿を見せる)

>>102
【ありがとうございます】
【ピアスは二度と外せないだけでなく、グレドールしか知らない被虐欲求、屈従欲求、被支配欲求を高める効果がある、というのは如何でしょう】
【それともう少しで一旦離脱の必要があり、続きは22:00からとなります】