(今回の旅の目的地は海上都市とよばれるリムアという街へと向うものだった)
(親書を届けるというのが目的であるが、ロサイダートというこの国の御曹司であるグラドの知見を広めるというのも目的であり)
(グラドが世界を見て多少は、女好きな性格を治さないだろうかという思惑もあるようだった)
(しかし、そんな思惑とは裏腹に、グラドは毎回この旅を楽しんでいる)
(今回も馬車を手配しての陸路での旅を希望し、船で数週間という退屈な旅ではなく)
(陸路をわざわざ選び、ほぼ変わらない日数を馬車や徒歩で移動するという計画だ)
(治安がそこまで悪くはないとはいえ、魔物や野盗が出る事もある為、傭兵を雇うよう今回も強く言われ)

…お〜い、リーズいるかぁ?
(傭兵ギルドの扉を開くと同時に中を覗き、御曹司が来たと慌てるギルド職員をよそにお目当ての傭兵を探している)


【では、このような書出しにしてみました。】
【ごちゃごちゃでちょっとわかりにくいかもですが】