「んっあぁぁ……なんで、コレっ……!?」

変身したあたしの体に異変が起きていた。
服装自体は変わっていない。
だけど、いつも感じているヘンな感じ――体の内側から湧き上がるような熱さ。
それが変身してない時よりもずっと強くなった。

あたしの戦い方に合わせて動きをジャマしないよう、スカート以外はピッタリと体に合うような着方になっている。
前までは特に何も感じなかったのに、熱くなった体に貼り付く布地の感覚までもが強く感じられるようになっていた。

それ以上に――あたしの胸はさっきまで以上に大きく膨らんで、コスチュームの胸元を押し上げていた。
重さで揺れて身体に揺れが伝わる。
それだけでもビクっと体が震えるほどだった。

「ふあぁぁぁっ、さわっちゃヤダぁっ……!」

重たい胸を下から支えるようにされて、あたしは前かがみのまま震えた。
おかしい。あたしの体は明らかにヘンだ。
こんなんじゃ、今敵が現れたとしても絶対に戦えない。
イヤそれ以前に恥ずかしすぎる……!

「ヤバイよぉ……っ あたしの体、ヘンになっちゃったよぉ……」

【OKです】