>>314
音楽の価値は一概に「古い」「革新的」などで決めつけられるものではありません。
それぞれの文化や市場には独自の発展の仕方があり、日本の音楽業界にも強みがあります。
例えば、日本の音楽はJ-POPだけでなく、アニメソング、ゲーム音楽、シティポップなど世界で評価されるジャンルが多くあります。
これらは単なる流行ではなく、独自の音楽文化として確立されており、欧米やアジアのリスナーにも影響を与えています。
また、国内市場の強さは、アーティストがじっくりと時間をかけて独自の音楽性を育む環境を作り出しています。
K-POPは確かに世界規模で戦略的に展開され、優れたパフォーマンスやプロダクションで成功しています。
しかし、「世界で成功する=優れた音楽」という単純な図式は成り立ちません。
日本の音楽は韓国とは異なる発展を遂げており、音楽性の深みや文化的背景が評価される場面も多いのです。
つまり、音楽の価値は市場の広がりだけで決まるものではなく、リスナーにどれだけ響くか、どのような個性を持つかが重要です。
日本の音楽が今後さらに発展し、世界市場での影響力を高めていくには課題もありますが、それを「時代遅れ」や「閉鎖的」と一括りにするのは浅い見方かもしれませんね。