せっかくなんで、この作品の雑感
 
発表当時のことを知らないんですが、
これってどこかの雑誌への連載物だったんでしょうか?
連作なんですけど、作品の方向性がブレブレな気がするんですよね。
各章の並び順が、執筆順と同じとして、
 
1.江間敬子編
  鉄板のダーク系、近親相姦ネタで
  やってみたかった、私立探偵的なテイストを入れてみよう
  →好評
2.野上美佐子編
  お、私立探偵路線いけるじゃん。(←誤解)
  よし、一歩進めて、書きたかった中年男女の純愛ものやってみよう!
  →「母子相姦」どうした!」「アナルはどうした!」と不評
3.小田奈穂美編
  あれ、おかしいな。そんなにみんな好きなのかな?
  よし、ちょっと入れてみよう
  「母子」→イメージプレイ
  「アナル」→入れようと思ったけど、やっぱ中止
  → 「物足りない」の声続出、ただし「凌辱路線」は好評
4.中根涼子編
  そんなに母子・アナル・凌辱がいいのか、読者は!?
  よし分かった、入れてやろうじゃないか!
  二番煎じにならない、母子・アナル・凌辱というと…
  よし、息子をニューハーフにして、主人公に掘らせてしまえ!→(大迷走)
  
  以上、単なる想像です。
  私、フランス書院を熟知してないんですが、
  主人公がニューハーフ(まだ生えてる)のアナルを掘る作品て
  他にありましたっけ?