復讐の花園 皇妃は凌辱の夜に喘ぐ
シフォン文庫  木ノ咲もか

こないだ総合に感想上がってたの、気になって調べてみたら重い話みたいだったので興味湧いて読んできた。 ネタバレあり。






まあまあ面白かったです。 ヒロインとヒーローは最初憎み合っている。でも互いを知るにつけ徐々に打ち解けて、最終的に愛し合う話。
断罪とか、ヒロインがひどい目にあってヒーローが多少なりとも後悔する話が好きな人にはいいと思う。

ヒーローはどうしてもヒロイン兄を見つけて殺したい。だからヒロインを陵辱して、ヒロイン兄の居場所を吐かせようとする。でもヒロインは兄の居場所なんかしらない。でもヒーローは信じない。

ヒロインは元々ヒーローのことを憎んでいるし、知らないことなのに吐け吐けって犯されまくって怨みつのりまくり。
その上、愛する異母姉の遺髪を地面にばらまいて踏みつけられる。(多分泣いたって感想はここらへんだと思われる。ヒロインに感情移入すると悔しくて可哀想で涙が出る。)
↑ここらへんまで個人的にめちゃめちゃ面白かった。まじヒーロー本当に死ぬほど後悔すればいいのにって思った。


前半が憎らしい殺してやりたい絶対殺すみたいな殺伐系で面白かったわりに、後半綺麗にまとまった。まとまりすぎてる気もする。 あんなにヒーローを憎んでたわりに、ヒロイン結構あっさり可愛くなったなって思った。
*ナシ。媚薬、緊縛、素股アリ。

ヒーローはやや乱暴だけど賢君系。
ヒロインは烈女で、たおやかなところはあまりない。 腹を引き裂いて臓物の代わりに毒蛇を詰め込んでやるとかそういうこと考えたりする。



イラストは、表紙は綺麗だし雰囲気出てると思う。モノクロは、Hシーンで萎えた。乳首それどこについてんだよ。おっぱいもどうやってついてるんだよ。メロンが二つついてるみたいだよ…
正直椎名さん絵避けしてたけど、読んでみてやっぱりちょっと私には避け物件だ。裸体が苦手だ。