おそらく水底の〜とセットで買っていたと思われる
「黒紳士の誘惑」(ソーニャ文庫)読みました。

・主人公はホントに世間知らずのお嬢様。とことん貴族以外の世間知らずなお嬢様、という感じで逆に新鮮でした。
ヒーローはニアアウトロー。人の死ぬあっけなさとか、さっぱりしたお話の雰囲気が地に足ついてるなと思いました。
・お話を盛り上げる悪役をもっと丁寧に扱ってもバチは当たらないのになと思った。ページの関係かな。
・お楽しみの場面。半分同意で半分無理矢理。でも読者が嫌悪感を抱かない程度だと思う。
ひでぶによるおさわりがありますがあわやのところで勿論助けられます。
変なお道具なし。互口淫あり。

自分の中で一気にこのお話の評価を底上げしたのは、エピローグ、ホントにラストの2頁のお陰でした。
引き続き雰囲気サッパリとした調子で薄暗いエピソードがさらっと書かれていて、ちょっと狂ってて良かったです。
自分は本棚行きb