『宮廷魔導士は鎖で繋がれ溺愛される』ノーチェブックス
オチのバレをしますのでご注意ください
いまいち感想がうまくまとまらなくてすまん





ストーリーは帯のあらすじにほぼ書かれてるので、前半読む価値あるのかとがっかりした…
ただ、後半の事件解決あたりは王道ながらも好みで面白かった
ヒーローが童貞で魔力の保持には童貞または処女一筋であるという童貞設定に思わず笑った
ヒロインがいい子ちゃんすぎて辛い
女性は魔力があっても修行したところで強くなれないんだけど
それをヒーローは囲うために周りにも口止めしていて
皆がそれを「愛よねー」ってなるのが納得できない
それってヒロインはヒーローにも周りにも騙されてるってことでは?
もちろん作中にも理由付けは書いてありますがうーん

良くも悪くもネット小説だと思ったんだけどその理由は↓
童貞とか番外編の大人のオモチャとかエロでもなんでも自由があって新鮮だったこと
ヒーローが今回の事件の首謀者を殺したのもアリだけどこれ商業じゃOK出なそうだなって思ったこと
作者さんはこれがデビュー作のようで文章が若干たどたどしかったけど自分的には大丈夫
設定が凝っている分ストーリーはちょっと薄い気がした
レイプなどの考え方や女性の思考や小説の舞台がかなり現代ナイズドされてたのは目新しいと感じたと同時に
リアルすぎて我に返ってしまって小説の世界観にどっぷり浸かれなくて一長一短だなと思った

イラストもきれいだったので、他のレーベルでも使ってほしいと思った
ネット書籍って光る絵師さん拾うのが上手なこともあるよね(例外も多々ある)