07.
母は近所で嫁出しがあると自分の嫁出し衣装を着て手伝いに行っていた。
胸もお尻も隠さないほぼ全裸で働く母を俊也は恥ずかしく思ったものだ。
それがだんだんと成長してくるにしたがい、
母の裸体を他人に見られることに不思議な興奮を覚えてきた。

……そういえば、文恵さんも嫁出しされるって言ってたな

嫁出しとなると、当然母嫁衣装を身に纏うことになるだろう。
俊也はこの目の前にいるおばさんが、
母たちのような母嫁衣装で嫁出しされる様子を思い浮かべ股間を硬くした。

「あ、今いやらしいことを考えたでしょう?」
「えっ、い、いや、そ、そんなことないですよ……」
「ほんとに〜?」
「ほ、本当ですよ!」
「そうかしら、嫁出しの母嫁さんの衣装とか思い出してるんじゃないの?」
「うっ……」

俊也は図星を突かれ何も言えなくなってしまった。