織田non part7 [無断転載禁止]©bbspink.com
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
快楽天、Hotmilk、X-EROSなどで不定期にカラーエロ漫画掲載。
クイーンズブレイドリベリオン「異端審問官シギィ」で一般デビュー。
エロエロな年増キャラを描かせたら世界一
待望の単行本をついに発売した織田nonさんのスレです。
TwitterID:@odanondesu
織田nonの独り言BLOG
http://odanon.blog62.fc2.com/
PIXIV
http://www.pixiv.net/member.php?id=8146
non space
http://odanon.web.fc2.com/
前スレ 織田non part6
http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1431959868/ 沢村は、声をあげられなかった。
喉を、乾いた紙で塞がれたようであった。
ひゅうと、かすれた呼気が洩れる。
呑み込もうとしても、唾液が出てこないのだ。
股間の肉の棒が、瘤のように腫れあがり、びくびくと脈打っている。肉体中の血がそこに集まってしまったようであった。
心臓が脈打っているのか、そのこわばりが脈打っているのか、沢村にもわからない。
声をあげるかわりに、たまらず、沢村はパジャマの上から自分の股間を握っていた。
激しく動かした。
その時になって、ようやく声が出た。
「祥子・・・・・・」
呻くように言った。
高い喘ぎ声で、祥子が答えた。
白目をむいていた。
沢村は泣きそうな顔になっていた。
手の動きは止まらなかった。
獣が、沢村を見た。
黄色い、尖った目で、沢村を睨んだ。
>>664の続きというか、ストーリーの紹介に戻る
子どもの浮かべた笑みの不思議さや、子供の唇の両端に覗いた牙のような歯にとらわれながら、、
老人をある不安を襲った。
それは、もしかしたら自分の愛犬がその子供に噛み殺されるのではないか!?
というものであった。
老人のシェパードは唸り声をあげ、老人を引きずるようにして、その子供にじりじりと
接近していった。
老人は子供に逃げるように叫んだが、不思議とこどもは逃げようとはせず、ついにシェパードが
ろうじんを振り切るようにして子供に襲い掛かった。
老人はその反動で地面に頭を打ち、失神してしまった・・・。
その後、子供の泣き声で老人は気が付いた。
子供の身を心配した老人がその元に駆けつけると、子供は無事であった。ただ、その足元には
腹部を切り裂かれ、無残な肉塊と化した老人のシェパードが転がっていた。
その光景に衝撃を受けた老人が改めて子供の姿を見てみると、その子供は頭部から爪先まで
全身が血にまみれていた・・・。
そしてそれだけではない。声をあげて泣きじゃくる子供に呼応するかのように、
犬の遠吠えが聞こえ始めたかと思うと、そらにそれに呼応するような
無数の犬たちの遠吠えが聞え始めるのだった。 その子供は泣きじゃくりながら家路を急いだ。
そして家にたどり着くと、裏口の脇にある水道で身体を洗った。
どうやら落ち着いたところで、裏口のドアが開いて、母親が姿をのぞかせた。
彼女は自分の子供の姿を見て、こう言うのであった、
「またなのー」
子供はうなずきもせずに、口元に同じ微笑を浮かべているだけであった。
その子供の名は、柴田鬼千代。
そう、あの鬼首岳の事件後に、柴田祥子が産み落とした子供であった。 母親に会えたからか、鬼千代はまた泣き出した。
祥子が息子のこのような事態を経験するのは初めてではなかった。
1年ほど前にも、全身を血まみれにして家に帰ってきたことがあったのだ。
祥子は鬼千代に今回の事の次第を聞いてみたが、本人は、知らない、と言うだけであった。
とりあえず血まみれの身体を洗わねば、と風呂場で鬼千代の服を脱がせ始めた。
すると、鬼千代の泣き声に呼応するかのように、外から猫の泣き声が聞こえだした。
祥子は、自分の息子ながら、鬼千代がさらに幼い頃から、かなり変わった子であった事を
回想していた。
いや、変わっているを通り越して、恐ろしいとすら思えてくるのであった。
そして、服を脱がされ、ブリーフだけの姿になった鬼千代を見て、祥子は衝撃を受け、動揺した。
鬼千代はブリーフと肌の間に強大な空間を開けるように、勃起していた。
いや、子供が生理現象や精神状態によって勃起するのは、別に珍しいことではないのだが、
その勃起した陰茎は、子供のそれではなく、下手な成人男性以上の大きさなのであった。
もっとも祥子は、鬼千代の陰茎が生まれた時から、普通の子供以上の大きさであった事や、
そして今では大人並みの大きさになっていることは知っていた。ただ勃起させているそれを
見るのは、鬼千代が小学生になってからは初めてであった。
動揺しながらも、祥子がブリーフを脱がせると、さらに衝撃を受けた。
臍の上まで反り立った陰茎の先端がキレイに剥けていたのである。
しかもその亀頭の色は幼児のそれではなかった。
成人男性が、かなり使い込んだような、黒々とした凶器のような色をしていた。 とりあえず、祥子が鬼千代の頭からお湯をかけ、身体を洗っていると、
突然鬼千代が嗚咽したかと思うと、その口から風呂場の床に何かを吐き出した。
それは動物の肝臓のような物であった・・・。 >>678の続き
息を呑んで鬼千代の吐き出した物を見る祥子であったが、
背後の窓から一匹の猫がこちらを覗き込んでいるのに気付いた。
その猫はまるで人間の様な立った姿でこちらを見ており、
しかも黒目がなかった。
猫は祥子を見ると細かく啼き始めた。
その鳴き声を祥子は昔、山の中で聞いたような気がするのだった 鬼千代は九歳にして、周囲の女たちが自分に対して、特別な視線を送ることに
気付いていた。
しかもその視線は、必ず自分の股間にまで注がれるのだ。
だがそれはどうしてなのかは鬼千代には分からなかった。
ただ鬼千代が逆に女たちを見つめると、必ず女たちは視線を逸らすのであった。
それも時には顔を赤らめながら。
女たちからすれば、鬼千代はその美貌と、何とも形容の仕様のない魔性の力とも
いえる不思議な雰囲気を湛えた子供なのであった。 >>679の奇怪な猫に関して鬼千代は思いを巡らせていた。
いつ頃から自分の前に現れるようになったのか?
そして鬼千代は、その猫だけではなく、周囲にいる普通の猫や犬たちに関しても
思いを巡らせていた。
彼らは、自分に対して好意を見せる者もいれば、敵意を剥き出しにする者もいるのであった。
でも普通の犬や猫は、人間に対してそこまであからさまに感情を剥き出しにはしないと
知った時、鬼千代は自分が特別な人間なのではないかと思うようになっていた。
それだけではない。鬼千代は自分の中にある衝動が沸き上がりつつあるのを感じていた。
あるがままにその衝動を吐き出してみたい。
しかしそれを吐き出したら、自分が人ではない別の物に変じてしまうのではないか?
という恐怖心も感じているのであった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています