【マークなし中判サイズ】ライトエロ総合 3 [無断転載禁止]©bbspink.com
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もうすぐ7年目を迎えるライトエロスレです。
前スレ
ttp://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1340484941/ そもそもライトエロは範囲が広すぎるから、リストは作れないというのが、前からの方針だったけど。
昔は自分の購入リストとか作れてたんだけどなぁ。 藤坂の新刊、よさそうだと思って立ち読みしたら1巻最初一ページ目に前作でもっとも滑った記号表現あって、2秒でよみやめたわ・・・
アキバの店も潰れまくってるし、どこでライトエロ漁ればいいんだこれから・・・ 最近は成人マーク付より
なんでここに先生 とか
すんどめ とかがエロくて良い。
グラジャンはエロスの種子も良いな。 単行本派なので今更かもだけど
可愛そうにね、元気くん一巻ヤンジャン
高嶺の華は乱れ咲き一巻ヤンチャン烈
が俺の性癖にど真ん中で嬉しい ○──―[ライトエロのタイトル＆著者]─―――─────―─―――───―――─○
一：チチチチ(4)／クール教信者
二：しおりの日記(1)／艶々
三：ヤンキー娘になつかれて今年も受験に失敗しそうです(1)／ジェームスほたて
四：終末家族計画／ふうたまろ
五：彼女と僕のいえない秘密／大見武士
六：イケナイ菜々子さん(3)／あさぎ龍
七：おねチャ。 (1)／七竈アンノ
―─▼以下コメント欄(２行は書きましょう)▼─――――───────────────― 一：チチチチ(4)／クール教信者
ttps://pbs.twimg.com/media/EJzqKZ3UwAAAJ92?format=jpg&name=4096x4096
女凸男凹の愛欲でただれた爆乳パイズリ生活ラブストーリー。複数ヒロインパイズリ大量。
かぼちゃワインでただただパイズリする様を描くという著者の性癖の博覧会以外の何物でもない本作は、
今巻もメインヒロインの巨少女にロリ巨乳ヤン妹巨乳とお馴染みの面々がパイズるのに加えて、
新キャラで主人公と同じ絵本作家である高飛車ヒロインも登場早々妄想の形でレイプパイズリを披露してくれる。
巨乳があれば必ずパイズリさせるという狂気にも似た著者の意思が紙面からあふれ出ており、
読者にエロスと伴に一種の畏怖とも言える感情を植えつけていく。
断言するがこんな作品を一般商業誌で成立させてしまうのは秋田書店を置いてほかにないであろうと声高に宣言したい。
どのページを開いてもだいたいパイズリと著者のリビドーのみで描いているとしか思えないその作風について、
著者自身思うところがあるのか作家である主人公が描いている「パインとズリン」という絵本が批判され、
それに主人公が反論するという形で著者の思いが代弁させられる場面がある。
「自分の好きなことを表現しきった満足を大切にしたい」という作家の持論は一読者としても歓迎したいもので、
時流に合わせたり読者に媚を売るような作品よりも著者のリビドー全開の作品をこそ読みたいものです。 フタナリロリ巨乳がお姉さまと慕う巨乳JKに授乳手コキしてもらう場面などめまいすら覚える程である。
この登場キャラクターが持論を展開する場面は著者の様々な作品で見られる作風で、
ネーム自体も実際に長く延々と文字が連なり普通なら読み難いとか説教くさいとか敬遠されるものなのだが、
苦にならずに読み入ってしまうのはそれが独り善がりかもしれないが著者自身の「本音」だからに他ならない。
また連載初期は内容が不明であった件の絵本「パインとズリン」の内容が少し明らかになったのは面白い。
小ネタとしか思えないタイトルなのだがきちんと設定がありスライムみたいな乳房がキャラクターとなって登場し、
性的でなく母性を表していると評価されておりそれっぽいナレーションがつくと、
本当に母性を表しているのではないかと思えてくるがバナナの皮を剥こうと２人はこすり合わせるってやっぱエロじゃん。
ストーリーの方も徐々に進行しヒロインの生い立ちの謎も少しずつ明かされるのだがその出し方が巧みで、
全く関係ない脱線回かと思わせてさらっと核心に迫る情報を出して読者の気を緩めない。
収録話の最後にはヒロイン姉妹の保護者を自称するただならぬ雰囲気の女性が登場し作品中最も大柄な女性で最爆乳。
ヒロインの妹であるロリ巨乳が使う妖術使いの総元締めではないかと思われ物語も佳境の体を成して行く。
おっぱいばかりに目が行くが主人公である小柄な青年のショタ描写や見た目小学生なロリ巨乳が年齢不詳であったり、
そっち方面でもいろいろ危なさと攻めの姿勢を感じる作品。 ニ：しおりの日記(1)／艶々
ttps://ogre.natalie.mu/media/news/comic/2019/1109/shiori1.jpg?impolicy=hq&imwidth=640
愛人との情事の様子を記した夫の日記を偶然見てしまった妻に起こる心と体の変化の物語。１ヒロイン１話１SEXアリ。
「ライブ感」この作品の魅力はこの一言に尽きる。
著者は元々双葉社の青年誌にて2000年代からライトエロを描いてきた大ベテランで多作な作家であり、
現在も数社にわたって同時連載をこなす現役の大家である。
作品ジャンルも多様でコメディやシリアスな人情劇にサスペンスものをまでエロスに彩りながら描いており、
綿密な構成で描かれているものもあればそうでないものもある。
近年の作品群は構成よりもライブ感やそのときのノリで描いているような疾走感あふれるものが多い様に感じられ、
本作はその傾向が最も顕著に現れた作品といえる。 表紙には物憂げな表情のおしとやかそうな女性がテーブルに向かい日記を書いていると思しき様子が描かれ、
表紙を捲ればカフェでの仕事内容や夫との家庭生活等の日常が平凡に送られていることが日記をしたためる様に記され、
ていたかと思えば次のページで彼女が浮気相手の男とのハードファックであられもない声を上げる様が見開きで描かれて、
まるで即落ち２コマを見ているかのような意外性のある展開を冒頭から見せる。
その後ホテルを出た二人を偶然通りかかった彼女を知る澄ました顔の青年に目撃されて…
と続いて行き予想できない展開が怒涛のように押し寄せまるで連続テレビドラマを見ているかのような感覚を味わえる。
著者も想定のストーリーからずれてきていると語っているように著者自身も全てを制御し切れている訳ではないようで、
ヒロインのイメージも変わってきていると語り表紙の様なもの静かさから後半はかなり活発な性格に感ぜられる様になる。
タイトルや地味な装丁は内容とのギャップを考えてのものと意図は分かるがその内容が伝わらないのはもどかしい。
エロティックでドラマティックな漫画を求めている人には是非お勧めしたい、
そして次の展開がどうなるか予想しながら読むと更に面白くなるそんな作品です。 三：ヤンキー娘になつかれて今年も受験に失敗しそうです(1)／ジェームスほたて
ttp://www.shonengahosha.co.jp/images/Book/Book_iQf2F8Ews9R4iRWnT0y6xghmdbTB7P0E_1.png?dt=28152720200116
浪人生の青年とヤンキー娘とのドタバタラブコメディ−。１ヒロイン１話１SEXアリ。第一話のネタバレありなので注意。
小心者で浪人生だけれど成績は優秀な青年の元にある夜窓から大きいおっぱいにさらしを巻きつけたヤンキー娘が現れ、
警察から匿ってもらう代わりにと言って強引にＨを迫り肌を重ね合わせてしまう。
からかい上手等の最近流行のワンセンテンスヒロイン物でありタイトルもライトノベルを意識して付けられているが、
同系の作品かと思えば左にあらず内容はかつてのあのヤングコミックライトエロ作品であります。
「新妻のそだて方」が2013年であるから６年ぶりの復活ということになり感慨深い。
ワンヒロインものの流行に乗った形ではあるものの流石年季の入ったベテラン作家というべきか、
ヒロインの可愛らしさやエロティックさとその魅力は抜きん出て感じられる。
単に直球エロが入っているから魅力というだけではなくひとひねり加えられたキャラクター造詣が面白い。
主人公は強引に童貞を奪われご立腹でも満更でもない様子なのだが本命には確り予備校講師で現役大学生の想い人がいる。
しかし麗しの彼女は実は昨夜のヤンキー娘と同一人物だったのだという驚きの事実が読者に知らされる。
当の主人公は全く気付いておらず本命の相手とＨした相手で気付かないわけあるかという野暮な突っ込みは、
二つの魅力を併せ持つミステリアスな彼女の可愛らしさの前には無に等しい。 このヒロインについて詳しく説明すると二重人格というわけではなく記憶は共通しているが、
彼女も同一人物であることを主人公に積極的に伝え様とせず、
むしろヤンキー娘は昼の顔である見目麗しい塾講師の自分を嫌っている様子で、
散々エッチしておきながら自分（ヤンキー）よりも講師にお熱な主人公が面白くない、
いわゆる自分に嫉妬するという好事家ならお馴染みのパーマンにおけるパー子タイプヒロインなのである。
少年誌のラブコメに見られるような主人公にあからさまな好意を示しているわけではないが、
講師の彼女にはストイックな関係を求める主人公に対して講師モードでモーションをかける昼の彼女や、
堅苦しさから開放されヤンキーとなって主人公と奔放にセックスを楽しむ夜の彼女の可愛らしさがたまらない。
今のところヤンキー状態でのエッチシーンしかないが昼の凛々しい顔と、
秘唇を言いように弄ばれパコパコ突かれながらよがり悶える羞恥の顔とのギャップは大層そそられ、
毎回ドプドプコポコポ中出しされる彼女のエロティックさには完敗で乾杯である。
一人二役の三角関係という面白い設定の作品で次巻以降講師の状態でのエッチがあるのか楽しみにして待ちたい。 四：終末家族計画／ふうたまろ
ttps://pbs.twimg.com/media/D6qP14mW4AA-xr3?format=jpg&name=large
未来の技術データから作られたというアンドロイドが活躍するエロティックＳＦストーリー。１話１SEXアリ。
ソフトウェアまで開発する総合的機械製造業会社のAI開発担当の青年がある夜凄まじい速さで動く3Dプリンタを目にする。
出来上がったのは精巧な等身大の女性の裸体でいつの間にか通販で購入していたバッテリーがピッタリとはまる。
動き出した人形は40年後の未来に青年に作られたAIが制御するアンドロイドだと語るのだが…。
かなり本格的なSF的考証がなされ技術的には今すぐに起こっても不思議でないくらいのSF物語になっている作品。
未来から来た存在が歴史を変えるというターミネーター的要素と、
会社役員に手が出せないようにプログラムされているため社内政治に巻き込まれるロボコップの要素と、
そして日本の国内情勢を合わせてエロティックに纏めた様な盛り沢山な内容になっていてとても楽しい。
彼女の目的は日本の少子化を止めるため彼女の様なラブアンドロイドを増やし人々に性的刺激を与えるためというもの。
凡庸なエロ漫画的粗筋とそれだけ見れば思えるが政府も予測し得なかった急激な少子化移民政策の失敗行き過ぎた性倫理等、
補強される設定ひとつひとつが的を得たものであり現実として問題となっているものばかりであることと、
掲載誌が壮年向け雑誌らしく設定が確りしておりいつのまにか彼女の目的とその手段に真面目に聞き入ってしまう。 同じアンドロイドを増やすという彼女の話に主人公は軍団を作って日本を征服するつもりじゃないかと問うと、
このままでは征服する価値もなくなるとシニカルに返し性倫理で自ら縛り滅ぶならそれも仕方ないと答える場面は、
主人公と共に読者も返す言葉がなく考え込んでしまうだろう。
題材はVRやヴァーチャル空間でのコミュニティに果てはラブドール業界へと、
一昔前なら完全に夢物語のSF話だったものがほぼ現実に起こりつつあるものが選ばれており、
設定の取捨選択とそれを物語に組み込む構成が巧みで面白く同時に現実の技術の進歩に改めて驚かされる。
物語は彼女を私物化・悪用しようとする存在により暗雲が立ち込め始めるという、
こちらもお馴染みの展開ではあるが現実に起こりうる状況と細やかな説明でかなりぞっとさせられる。
主人公の思い人がアンドロイドにレイプされそうな場面で人に危害を加えられないのではなかったのかと問うも、
指示した黒幕が自分の命令が優先されるのだと簡単に言い放つ場面にハッとさせられてしまった。
描画の面では著者がPC作画に移行してから女性の乳首の光沢など艶のある女性の裸体描写に磨きがかかっており、
本作だけに限らず過去作もそうなのだが性描写が淡白（絶頂描写がほぼない）なのがもどかしい。
王道とも言えるSFストーリーを全て現在現実に起こりうる技術で補いさらにエロティックに仕上げたとても高度な作品。 五：彼女と僕のいえない秘密／大見武士
ttps://ebook-assets.dmm.co.jp/digital/e-book/b390bleed02158/b390bleed02158pl.jpg
先の読めない８話の男女の性にまつわるオムニバスストーリー。１話１SEXアリ。
著者はこれまでリイド社に於いて読者投稿による大胆な性体験談を元にオムニバス作品集を連載していたが、
本作はそれとは趣がかなり違った作りになっている。
一見するとこれまでと同じような印象を受けるが本作はおそらくフィクションであると思われ、
読者投稿ではありえない大胆な話の展開を見せてくれてはっきりと言えば各話に明確な「オチ」が存在するのである。
これまでの読者投稿物ではこのオチに当るものが弱く尻切れトンボになるものが多かった。
良く言えば生々しい性体験の様子を切り取っていると言えるが登場人物に感情移入すると宙ぶらりんのまま終わってしまう。
恐らく本作はその点を補うことを狙った作品ではないかと予想される。 地味と思える人妻が不倫をする話、ハンドルネームで呼び合う男女が旅行する話、
暴力的な男からストーカーされる女性を匿う話、態度の悪い妻に気弱な夫が傅きながらデートする話、
とある女性に自身の恋人との性体験を告白する話など、
終盤まで進んだ展開に意外なオチが用意され舌を巻くその読後感は、
テレビドラマ「世にも奇妙な物語」とか「ミステリー・ゾーン」などのようなそれに近い。
フィクションといっても現実離れしたオチがあるという訳ではなくどの話も実際にあってもおかしくない物で、
これまで数多くの体験談を執筆してきた著者がそれらに「こうだったらどうだろう」と妄想したものではないかと思う。
しかしそれは自然にある美しさに人為的に手を加える盆栽や剪定のようなもので下手をすれば台無しになりかねない。
その点で本作はとても上手く調整されておりまるで白昼夢を見ているかの様な、
現実とも夢とも思える奇妙な印象を受けながら読み進めさせてくれる。
ネタバレになってしまうので詳しく説明できないのがもどかしいのだが、
これまでの著者の作風を知っているとより楽しめるのでできれば前作、
「淑女たちの都市伝説 〜蜜桃のしたたり〜」を読まれてから本作を楽しんでもらえればと思う。 六：イケナイ菜々子さん(3)／あさぎ龍
ttp://www.shonengahosha.co.jp/images/Book/Book_04IG7Z0qYUpYibLFfHHidFHBygYT3upA_1.png?dt=57155920200116
三十路四十路の熟女たちとのハウスシェアラブストーリー。複数回SEXアリ。
子供もいて一回りも年の離れた叔母と肉体関係を持った青年が彼女が経営するシェアハウスで暮らすことになり、
一癖ある女性住人たちにからかわれながらも相思相愛となった叔母と秘密の逢引を繰り返す。
そんな関係であった二人だが住人達との小旅行の後薄々感付かれていた住人達にその関係をばらしてしまうも、
概ね受け入れられて安堵する傍ら青年の通う大学でとある女性准教授に宗教に関する仕事を依頼される。
著者の描く女性像は男性向けサブカルチャー界隈では珍しい肉感性の伴わない造詣をしている。
界隈で多くを占めるのは老若問わずふくよかさといった母性を感じさせるものであるが、
著者のそれは線が細くどちらかと言えば知性や気品といった類の魅力をより前面に打ち出したものとなっている。
乱暴に言ってしまえばより現実的な女性像をしているとも言え、
だからこそ彼女達がその装飾を脱ぎ払い白い肌をホテルの一室の淡い光にさらすその様がとても生々しく写る。
また主人公のキャラクターも良くできていて童顔で華奢で弱々しいその姿は、
現実的な彼女達の幻想的な一面を見せるベッドシーンでの美しさをより引き立たせる役目を担っている。
これが筋骨粒々な男性であったらその均衡が崩れてしまっていただろう見事な構成であると思う。 今巻ではまた新しい登場人物がヒロインとして現れ主人公と深い関係となるが、
彼女は主人公の通う大学の女性准教授で敬虔なクリスチャンであり四十路にして処女という設定。
彼女の処女と言う設定は彼女を取り巻く物語の大きな鍵となっており、
宗教観や性倫理そして社会的地位といったものと深く関わっていると思われ主人公はそれらに飲み込まれてしまう。
本作はこれまでも社会的描写に風刺とも取れるものが所々見受けられてきたが、
今回はそれがより鮮明に描かれる様になっており例えばミサという名目で富裕層の乱交パーティーが行われていたり、
京都で開かれる学会の通り一遍等で中身のない空虚な内容の描写に表れている。
そんな中で生きる彼女の想いは…という大人のそれも大人の女性のさらに恋愛観でなく人生観を描いた、
男性作家が扱うテーマとしては珍しくまた難しい内容となっている。
しかし男性作家であるからこそこの様な内容でありながら男性読者にも訴求するものがあるのではないかと思う。
男性読者としては女性読者の感想を聞いてみたくなるそんな不思議な作品。 七：おねチャ。 (1)／七竈アンノ
ttps://ogre.natalie.mu/media/news/comic/2019/1018/onecha1.jpg?impolicy=hq&imwidth=640
両親の再婚によって姉弟となった二人の交錯する想いを描いたラブストーリー。１話のみSEX描写アリ。
血の繋がっていない姉と弟。
容姿端麗で成績優秀そして教師からの信頼も厚い姉と落ちこぼれでスケベで何かにつけて姉と比べられる弟。
弟である少年は劣等感にさいなまれる生活を送りながら気軽に自室に入る姉に悪態をつき、
しかし優しく接してくれる姉に好意を抱く愛憎入り混じった感情を胸に秘めている。
その日も不埒な失態で職員室に呼びつけられた少年に姉も一緒になって謝罪すると言う自尊心を傷つける出来事があり、
好意と性欲と腹いせの想いから姉の下着で自慰をしてそれを白く汚してしまう。
しかし背後でそれを見ていた姉は怒るでなく貶すでなく冷笑を浮かべながら今自分が履いていた下着を脱いで弟に手渡す。
直球ストレートな姉弟愛物語で姉の優しさや慈愛に満ちた包容力とからかう様な接し方をする身近さなど、
姉の魅力をこれでもかと打ち出す姉萌えを描いた作風であると同時に、
姉である彼女を女性として見てしまう少年とその行動に何か思惑のある姉との思春期の心の揺らぎを描いた青春作品。 まず何より少年のキャラクター造詣が素晴らしく素直だが愚直で突っ走り必ず失敗してしまう、
そして第二次成長期の少年に付きまとう性欲の暴走を制御できないまだ成長しきっていない未熟さが、
ヒロインの姉としての全てを受け入れる全肯定な抱擁に理由と説得力を付加しその魅力を引き立てている。
そしてその姉であるヒロインは絶妙な立ち位置をしていてどんな時であっても弟の上位であろうと振る舞い、
学校では成績優秀でお手本となる姉として二人のときは不の感情を性欲もろとも吸い取る優しい姉として、
「姉」というものを絶対的な存在であるかのようにパブロフの犬のごとく弟に刻み込む。
いかにも姉というテンプレート通りなその行動は作品的にときにあざとく不自然に写りかねないが、
そうならないのは彼女の過去の暗い思い出がそうさせるのではないかと暗示されており、
相思相愛でありながら姉と弟という関係に固辞するヒロインの性格として確り物語と調和がとれている。
血の繋がりがなくともエロいことをしていようともどこまでも姉であり続ける構成が巧みで素晴らしい作品。 ○───< 総評や自由発言 >──────―─――─―─―─――─○
ついに2020年東京オリンピック開催年となり夏には日本中が浮き足立つことが予想され、
今はまだ静かですが今後の情勢を注意深く見守りたいと思います。
去年はなんと言ってもコンビニの成年コーナーが撤去されたことが大きいニュースになりましたが、
コンビニ誌の終焉はひとつの文化の終焉として重く受け止めたいです。
また北海道のセイコーマートまで販売中止にされたことに問題の深刻さを感じます。
書店売りとなった快楽天やピザッツの未来が幸多からんことを願います。
一方で一時的にエロを抑えて一般紙に移った少年画報社のヤングコミックは結果的に上手く立ち回った形になりました。
そして毎年楽しみにしていたチャーリーにしなか先生の「Cheers!」が先生の体調不良（心筋梗塞！）で、
また愛染五郎先生も体調不良で休載されているらしく、
作品を読めなかったのが残念でしたが先生のお体が何よりも大切ですので無理せずご自愛ください。 ○―[ライトエロのタイトル＆著者]──○
一：高嶺の華は乱れ咲き１巻いとうえい
二：可愛そうにね、元気くん１巻2巻古宮海
三：ワリキリ姉妹１巻高遠るい
四：とつおん!４巻永田まりあ
五：すべて愛のしわざ３巻もんでんあきこ ─▼以下コメント欄▼──
一：ライトな緊縛もの。挿入とかはありませんが、
縄目の美しさを堪能して下さい。
なお、2巻が1月20日発売です。
ニ：YJというメージャー誌でリョナが見れる幸せ。
痛そうだけど美しいです。
3巻が1月18日に発売でした。
三：ぽっちゃり主婦の売春もの。ぽっちゃり好きの方向け。
四：TSもの。忘れた頃に新刊出てる。段々過激さが減っているのが残念。
五：これは女性向だけど男も抜けるもんでんさん。
エロスの種子とこれも終わって残念。
どちらも美しい緊縛あり。
○< 総評や自由発言 >─
新刊情報にはアキバブログに感謝。
でも一番面白い所をピックアップするからか
買ってみるとイマイチが偶にあって困る（涼宮ハルヒ談） ○──―[ライトエロのタイトル＆著者]─―――─────―─―――───―――─○
一：ヤンキー娘になつかれて今年も受験に失敗しそうです(2)(3)／ジェームスほたて
二：見たいもの見せましょう／たまはがね
三：女だって時間停止できるんだからっ！／さんりようこ
四：おねチャ。 (2)／七竈アンノ
五：イケナイ菜々子さん(4)(5)／あさぎ龍 ―─▼以下コメント欄(２行は書きましょう)▼─――――───────────────―
一：ヤンキー娘になつかれて今年も受験に失敗しそうです(2)(3)／ジェームスほたて
公式（第一巻、第一話サンプル）
ttp://www.shonengahosha.co.jp/book_Info.php?id=7982
FANZA（コミックス各冒頭10ページずつサンプル）
ttps://book.dmm.co.jp/series/?series_id=884977
FANZA（単話各３ページずつサンプル）
ttps://book.dmm.co.jp/series/?series_id=875571
浪人生の青年とヤンキー娘とのドタバタラブコメディ−。ほぼ毎話セックスあり。
気弱な眼鏡青年の下に現れた巨乳にさらしを巻いた特攻服娘に懐かれパコパコ夜露死苦ヤッちゃうコメディの続刊。
ヤングコミックの路線回帰により復活したライトエロコミックスシリーズの中のひとつ。
ヤンキー娘と気弱な青年という組合わせというと女性がSで男性がMの罵声と悲鳴が入り混じるプレイを想像されると思うが、
本作はまったくそういった内容ではなくどちらかというと姉御肌な女性がからかいながら誘い受けするというもので、
それも体格も華奢で年齢も同じでどちらかと言うとがさつな女友達とあっけらかんとしたセックスを行なうというタイプ。
そういったわけなので言葉遣いとは裏腹に二人は対等の人間関係を築いておりほのかな恋愛感情も芽生えだしている。
しかし青年には予備校講師でヤンキー娘とは正反対かの様な凛とした麗しの女性の想い人が居り、
彼女とも徐々にのっぴきならない関係を作りつつあるのだが本作には大きな仕掛けが用意されている。
それはヤンキー娘と予備校講師のマドンナが実は同一人物ではないかと思わせる伏線が仕込んであり読者にそう示唆する。
これは本命の彼女と気さくで仲の良い彼女というきまぐれオレンジロード的な王道二股ものを展開しながら、
実は一挙両得であり悲恋の存在しない心にも股間にも優しくエロを提供するという実に素晴らしいアイディアなのである。 このギミックによりカラダの相性の良いヤンキー娘と軽口を叩き合いながらパコパコどぷどぷ中出しを決める直球エロと、
予備校講師と徐々に親密になり一線を越えないながらも肌の触れ合いを増やす純粋なラブエロが、
どちらも御座なりになることなくどちらも本命の同じ重みで描かれることを可能にしている。
しかもつまりは本番お預けとなっている見目麗しく清楚なマドンナ役の彼女が実はヤンキーの格好に身を包み、
モーションをかけている先の主人公とは散々喘ぎながらがっつり交尾しまくり、
あんあんぱこぱこやっちゃっているという事実に更に興奮できること請け合い。
また一人二役というパー子的ヒロインであるのだがそれは飽くまで示唆するだけに留まっており、
読者には同一人物であると確証する情報はあえて与えないようにしている。
これにより例えば講師の格好で心の声はヤンキー口調という様な主人公を騙すヒロインという悪印象を与えない効果を生み、
更にミステリアスな雰囲気を加味し本当に別人なのではという疑いを生む実にバランスのとれた設定で舌を巻いてしまう。
エロシチュエーションを見てもロッカーに隠れてひそかにエッチするという定番の展開でも、
両者の心理描写が確り描かれることでエロに深みがありベテラン作者の腕の違いを見せ付ける。
なんと言ってもヒロインが可愛らしくてエロイという基本に忠実な作品。太鼓判です！ 二：見たいもの見せましょう／たまはがね
公式（第一話数ページサンプル）
ttp://www.shonengahosha.co.jp/book_Info.php?id=8498
FANZA（単話サンプル）
ttps://book.dmm.co.jp/series/?series_id=894696
ちょっと不思議な設定の世界を舞台とした女の子達のショートショートストーリー。SEX、自慰、おしっこ等様々なシチュ。
小さな穴を通して天井や壁越しにおちんちんを出し入れしてオナニー感覚でセックスする「おなぱーと」。
おしっこの様子で合否が決定する「トイレ面接」。見知ったあの娘のエロ本が売っている「ご当地えろ自販機」。
などなど日常の中にえっちな非日常が入り込む「少し不思議」系のエロ短編集。
短編集でありながらも１ネタ複数話にまたがるのが基本で、どの話も完結しておらず次巻に持ち越しの形をとっている。
またどの話もショートショートにある様なオチがこれといって存在せず淡々と話が続き、
代わりに強調されているのが女の子達のキャラクター性と彼女達のエッチに対する好奇心で、
恋愛感情を省いたその感情がモノローグとともにながれて思春期の少女の様な像を作り出し、
シチュエーションエロでありながら物語に奇妙な情緒の様なものが醸し出され不思議な読後感を与えてくれる。 エッチシーンで特徴的なのが女の子の表情で目を開いたまま腰を振り、
粘膜の快感や放尿の開放感に集中している様子が可愛らしく描かれながらまたそれがいやらしく写る。
設定は変わっているものの女の子達はいたって普通の人間で感情移入の妨げになるようなキャラ設定は無く、
快感に打ち震え性欲も好奇心も満たされ開放される場面に邪魔なく集中できるのがうれしい。
また著者の嗜好であろう女の子の排尿の様子を丹念にばっちり描いた話が複数存在するのも本書の特徴で、
足を割り開いておまんこの閉じ合わされた割れ目から放水していると思われるおしっこの描写は実にフェティッシュ。
15話中３話をセックスどころか乳首も写さない女の子の放尿だけで終わるというのはかなり挑戦的で、
白消しで隠されていながらもおまんこの形を想像させる構図と勢いよく大量に放たれる液体の描写はかなりの迫力だ。
他にもまりもになって女の子のオナニーを覗く話、催眠術で自分が裸になる暗示をかけられる話など、
変わったシチュエーションで女の子がエッチなことをする話に興味がある方は是非。
女の子のあどけない可愛らしさに反してかなり変態チックでマニアックな作品。 三：女だって時間停止できるんだからっ！／さんりようこ
公式（第一話サンプル）
ttp://www.shonengahosha.co.jp/book_Info.php?id=8217
FANZA（単話サンプル）
ttps://book.dmm.co.jp/series/?series_id=875573
地味女教師が時間停止であれこれしながら成長するエロティックヒューマンドラマ。女教師の自慰と女子高生のＨあり。
真面目で気が弱く見た目も地味な女教師が偶然拾った時間を止める砂時計を使ってエッチな好奇心を満たしていくという、
エロジャンルの定番「時間停止物」の女性版であり性に興味津々なヒロインが主人公という著者にとっても定番な作品。
男性読者からすると女性ヒロインの時間停止物といっても、
男主人公が女性に代わっただけのただヒロインが快楽に溺れるという風なものを想像してしまいそうなところだが、
著者の場合は男性経験の少ない女性の視点を通して少しずつ性的経験を積みあげていくという、
実社会と性倫理というテーマを描いていくところがとても面白い。
ひねりの利いたタイトルからして秀逸でヒロインの性格とエロへの執着がこれだけでもよく現れている。
ヒロインは成人女性で一般常識を持った大人であるが性知識や性倫理に関しては偏ったものを持っており、
それが現代社会の歪をよく表していて読者の共感を得やすいキャラクター造詣となっている。 一方で時間停止の能力を得てからは性への好奇心が暴走し生徒のちんこを凝視するわ片思いの同僚の勃起で処女を散らすわ、
果てはストリートキングで開放感を味わうという変態チックながらも実に小市民な行動が笑いを誘う。
自然の摂理を超越した能力を得たとしてもある一定の倫理に縛られると言う日本人的な人生観の描写と、
かつそれに共感を得てしまうであろう読者の心理など著者の真面目な姿勢にとても好感を感じると同時に考えさせられる。
性倫理がぶっ飛んでいるヒロインとは対照的に脇を固める登場人物たちは少女マンガ的な普遍性のあるキャラをしており、
悪態をつきながらヒロインを気にかける不良少年や彼と肉体関係を持ちあざとく立ち振る舞う女子高生等と、
今後のヒロインの恋愛模様を含めた展開に期待を抱かせる。
実は物語自体はコメディ色が想像よりもだいぶ薄くなっており教師の多忙さパワハラ学級崩壊など、
主流のテーマとして扱ってはないにしろ世相を反映してか少々重くまとわりついて印象を硬いものにしている。
したがって本作の本題はヒューマンドラマであり砂時計の前の持ち主との対峙や教師としての職業意識など、
ヒロインの一人の人間としての成長に注視されていくであろうと予想され、
彼女の成長とその行く先に気を持たせる展開となっている。 四：おねチャ。 (2)／七竈アンノ
公式（第一巻、第一話サンプル）ページは二巻だがサンプルは一巻のもの
ttps://www.nihonbungeisha.co.jp/book/b510924.html
DLSite（コミックス、冒頭数ページサンプル）
ttps://www.dlsite.com/comic/work/=/product_id/BJ244980.html
お姉ちゃんに甘える弟との甘酸っぱい青春ラブストーリーの続刊。挿入なし、別ヒロインとの擦り合い、自慰見せ合いなど。
両親の再婚で姉弟となった主人公とヒロインは相思相愛で前巻では一線を越えながらも恋人とはなっていない。
それは姉側にこじれた事情があるせいであり頑なに姉と弟という関係性にこだわっているからである。
今巻では中学三年生でかつて姉の部での後輩であった陸上女子が登場し曖昧な二人の関係を大きく揺さぶる。
彼女はショートカットでボーイッシュな活発系女子で良い子で才能もあるのだがその性格から孤立し部を除名されてしまう。
そんな折に出会った主人公から彼と姉とのただならぬ関係を偶然聞いてしまい自分が姉の代わりとなることを提案する。
物語は才色兼備の姉が持つ「姉弟という関係」への執着が生む三人の歪んだ人間関係を軸に進む。
ボーイッシュヒロインと弟が恋仲となると姉の嫉妬は弟への性的な悪戯へと向かい姉弟の関係に決定的な亀裂が入る。
今回も姉に思春期の性欲をされるがままにされる弟くんの犬のごとくの従順な振る舞いが炸裂し、
嫉妬した姉にファミレスで足コキされたり目隠しされたまま手コキされたりと姉弟という絶対主従の関係による性技が展開、
三角関係というエッセンスも加わり甘酸っぱい青春物語に彩を加える。
心理描写が丁寧で弟と後輩の関係に心を痛める姉のさりげないしぐさに心理的機微を表しており切なさを演出している。
蚊帳の外となっている姉だが才色兼備であるとはいえ年相応の弱さを秘めていることを実に巧みに描いており、
その表情の変化だけを追って見てもその多彩さと描き分けにうならされる。
ボーイッシュヒロインの淀みなく率直なキャラクターが姉と弟の関係に修復不能な亀裂を生み物語は次に持ち越される。
彼女達の行く末に胸を締め付けられるような思いを感じさせ以後どうなるのかハラハラさせながら待たされる。 五：イケナイ菜々子さん(4)(5)／あさぎ龍
FANZA（コミックス各冒頭10ページずつサンプル）
ttps://book.dmm.co.jp/series/?series_id=772963
三十路四十路の熟女たちとのハウスシェアラブストーリー。複数回SEXアリ。
一回り歳が離れた中学生の子持ち未亡人など様々な熟女達と逢瀬を繰り返す大学生の青年の物語。
大枠は青年の視点から人生経験の豊かな女性達のその内面を肉体関係を通して描いていくという流れで、
処女で大学講師のクリスチャンやママ友との関係に疲弊する２児の人妻などを攻略して行く。
またそこに至るまでにもハウスシェアの女性たちから肌を重ねながらアドバイスを受ける。
前巻から青年の秘密としていた女性関係の模様が全オープンとなり少々趣が変化した。
というのは普通の作品なら複数人のヒロインの同時攻略には倫理的な禁忌が存在しそれを曖昧なままで流してしまうのだが、
本作は真正面からその倫理を取り扱いヒロインたちにその胸のうちを赤裸々に語らせてしまう。 クリスチャンであれば性行為をすれば結婚しなければならないが射精しなければかまわない、結婚しても分かれればいい、
これは友達としての行為、不倫を公然と正当化したりと常識を次々と壊していく。
倫理に堅く常識的な発言をするキャラクターも存在するが彼女はコメディリリーフで攻略対象でないのが象徴的で、
ヤングコミックはしばしばリベラルなスタンスをとる作品が存在するが本作はその中でもかなりその傾向が強く出ている。
これはかなり危険な思想でそのことが分かっていないと一般社会と齟齬が生まれるか文化破壊が行なわれる。
本作は事前知識を要求されその上で楽しむ大人向けの寓話なのである。
そのことを知ってか知らずか主人公の青年は彼女達の間を節操なく行ったり来たりで見ていて冷や冷やさせられる。
それでも本作が魅力的なのは彼女達の本音を丹念に描きそれを青年との性行為で美しく彩るからである。
観光地を二人で浴衣で歩いたり、自然の中で薄い下着の様な服で交わったり、朝の光と登校者をわき目に車内でキスしたり、
浴場で首輪をつけられ犬のように放尿するのをまるでそれが光っているかのように幻想的に描いたり、
その美しさに目を見張るのである。それがさらに危険なのだが。
繰り返すがかなり思想的に危険でそれを知った上で楽しむ上級者向けの作品。 ○───< 総評や自由発言 >──────―─――─―─―─――─○
ヤングコミックの快進撃が止まらない。
恐らくそれは編集長に以前の清水氏が戻ってきたことによるものだと推測しますが、
彼は２誌の編集長を兼任するというかなり優秀な人材であるらしく規制や不況などなんのそのと実に頼もしく見えます。
今回は見送りましたが愛染五郎先生の「大きい女の子は好きですか？」がなんと実写映画化されたり、
元気なところがあるのが嬉しく思います。
昨年延期になったオリンピックも今年はどうなるのか分かりませんし、新型コロナもどうなるか分からない社会情勢です。
どちらにせよ今年は激動の年になると思います。
エロマンガ出版界がどちらに転ぶのか不安と期待が混じりあう2021年１月であります。 へーんじゃ家鴨にまた連載してくれって依頼あるかもなんだなヤンコミ 単行本は気になったのを買ってるけど、ヤンコミ自体はもう読んでないな。 ひっそりと高橋こばとが復帰(中6年だからおそらく産休)したのが去年一番の吉報だったわ >>364
お、復帰したのか。
確かに、同人もあまり見なかった気がするな。 ○──―[ライトエロのタイトル＆著者]─―――─────―─―――───―――─○
一：ヤンキー娘になつかれて今年も受験に失敗しそうです(4)(5)／ジェームスほたて
二：女だって時間停止できるんだからっ！(2)／さんりようこ
三：チチチチ(5)／クール教信者
四：おねーさんが侵略中!?(1)／さんりようこ ―─▼以下コメント欄(２行は書きましょう)▼─――――───────────────―
一：ヤンキー娘になつかれて今年も受験に失敗しそうです(4)(5)／ジェームスほたて
特攻服娘と清楚な女性講師との間で揺れ動く浪人受験生のエロティックラブコメディ。
著者の作品としては最長の５巻に達したエロコメディシリーズ最新刊。
浪人生として勉学に励む主人公の元に転がり込んできた特攻服にさらしを巻いて現れたヒロインとのイチャラブセックスと、
主人公の通う予備校のアルバイト講師の清楚なマドンナとの一線を越えないハプニングエロとのハイブリッド作品。
数多ある２ヒロインものなのだがこの作品が特徴的なのが二人は実は同一人物なのではないかと示唆している点である。
この発明の効果で勝ちヒロイン負けヒロインという概念がなくなり優劣をつけることなく彼女達の活躍を見ることができ、
セフレとパコパコ夜露死苦ヤりながら清楚な本命ヒロインとのプラトニックな関係を続ける主人公に嫌悪感を抱かせない、
エロラブコメディとして完成度の高いギミックと言えるだろう。
清楚なヒロインとは巻数を重ねるごとに距離が縮まり主人公の妄想の中で肌を重ねる場面やエロハプニングが増え、
結ばれるまで後一歩というところまで進んでいる。 それに対してヤンキー娘とは顔を合わせるたびに腰をぶつける関係を続けているが、
二人のこの関係は一体何なのかと問われた主人公は恋人ではないという返事をしたと思われる描写がなされ一歩後退する。
二人が同一人物であるからこそ主人公はどちらを選びヒロイン自身もどう決着をつけるのか関係の行く末が非常に気になる。
コメディとして面白いのが同一人物である二人のヒロインがそれぞれもう一方の性格をチラホラ見せる場面で、
ヤンキー娘が達者な口のわりに華奢でエッチに弱い点や食事での上品な食べ方を見せたり、
清楚なヒロインが自室から主人公を窓から放り出し木をつたって帰させるやんちゃな面を見せたりなど、
それらがミステリアスなヒロインという印象で深みが増しておりより魅力を発揮している。
またヒロインの生い立ちが身分の違う者同士の両親から生まれた娘であり、
ヤンキー母が父の社会に馴染めずに別居しているという話を母から語られ、
定番ラブストーリーのその後の物語として本作が作られているのも面白い。
受験生という終わりの見える物語でクリスマスと大晦日というイベントを終えいよいよ佳境に入った感があり見逃せない。 二：女だって時間停止できるんだからっ！(2)／さんりようこ
黒髪眼鏡の地味巨乳女教師が時を止める砂時計を手に入れたことからトラブルに巻き込まれるエロティックサスペンス。
前巻で同僚で憧れの優男と恋人同士となったヒロインだったが実は彼は砂時計の前の持ち主で、
時間停止によって盗撮した動画を使い本物の時間停止サイトと称して運営し荒稼ぎする犯罪者だった。
そのことを知ったヒロインは彼の犯罪を止めようと奮闘することとなる。
前巻はヒロインの生真面目で小市民な性格からちょっとしたＨないたずらをする程度の内容だったが、
今巻では時間停止能力を使った犯罪者との頭脳戦によるサスペンスストーリーとなっており、
小市民であっても頭の切れるヒロインと底の見えない犯罪者とのバトルは手に汗握る。
彼の正体を知った次の瞬間には拘束され口止めレイプ撮影をされそうになっているというスピーディーな展開が見事。
時間停止能力を持った犯罪者に狙われる恐怖を丹念に描いていき圧倒的力の差を読者に見せ付ける。
ブラックアウトの如く突如殺されてしまってもおかしくないその状況はヒロインが絶望するに十分な説得力を持つ。
しかし真面目なヒロインは盗撮された生徒達を守るため奮い立ち、毅然と立ち向かうその姿は感動的でとても心を打たれる。
エロシーンでは妄想内も含めヒロインの本番が増えレイプによる道具攻めや女教師と生徒の禁断の関係など、
昨今難しいであろう女教師ものの定番をしっかり抑えており期待を裏切らないのは凄い。
ＴＬでは端折られがちな最終的にくっつく不良少年の人物描写が丁寧になされているのが素晴らしい。
またヒロインの地味さが徹底しており本当に華がなく一般誌であったらありえない見た目だと思うが、
２巻で完結するエロストーリーという括りを最大限に活かした思い切った作りなのも見事。
主要人物のキャラクター造詣とその関係や伏線に細かい設定など丁寧に作りこまれた完成度が高い作品。 三：チチチチ(5)／クール教信者
ネットで知り合った凸凹カップル二人のおっぱいいっぱいパイズリ同居コメディ。
相変わらず本名不詳で謎出自のおっぱい大学生と絵本作家でショタい青年がパイズリプレイを繰り返す日常が描かれる。
本作と言うか著者の作品で特徴的なのが現代社会の背景を捉えたネタ選びでかつそれが身近に及ぼす影響を描いている点で、
いじめで休学していた青年の大学復帰への段取りだったり巨乳の彼女が意外と肩がこっていないその真相だったり、
珍しいことと思いがちだったけど現実に有り得そうという絶妙なさじ加減のネタ出しがとても面白い。
これによりかなり突飛な設定のキャラクターに現実感が付随されフィクションという割り切った見方がし難くなる。
これはネットの普及により生まれた徹底してドライな自己評価を持つ世代の性質が現れたものなのかと思うと興味深い。
それがよく現れているのがとある態度の悪いレジの接客に対して主人公が分析するエピソードで、
不躾な態度を取られた感情が相手に対する怒りからそのレジ担当者に対する心配に変わっていく流れが不思議な共感を生む。
そのネタとしてはこなれていない故にリアリティを感じさせ日常コメディとしては独特の読後感を与えられる。 日常のエピソードとは別に本筋の方にも進展がありヒロインの叔母が登場して主人公を誘惑する。
この叔母のキャラクタが強烈なインパクトを持っており彼女の出生地を統べるほどの実力の持ち主で主人公の日常を脅かす。
その統治する手段が建前上は性風俗の運営で本質は性の快楽で相手を陥れるというもので、
操る手段としては定番だが統治するのが包容力のある女性であるという点がこれまでにないタイプで面白い。
主人公もこの包容力に惑わされるがその描写が倒錯的な赤ちゃんプレイというのが洗脳されるのに十分な説得力がある。
おっぱいでちっちしちゃおうなどの言葉責めから授乳手コキにおっぱいに乗せられてトイレで放尿プレイと、
相手の尊厳を徹底的に壊す内容は圧巻でおっぱいを題材にした本作の黒幕としてはとてもふさわしい。
やっていることはただただパイズリなのだがこれ程までにストーリーに盛り込めるのかと感心しきりである。
ナチュラルに針でコンドームに穴を開ける青年の妹や小学生に見えるロリ巨乳のヒロインの妹等キャラクターも個性的。
ヴィジュアル的には著者の性癖を天井突破した完全な姉ショタパイズリ一直線なのだが、
ストーリーの面白さで飽きることなくぐいぐい読ませてしまう作風は圧巻である。
なにかの手違いで京都アニメーションがアニメかしないかなとちょっと思う。 四：おねーさんが侵略中!?(1)／さんりようこ
ひょうんな事から知り合った謎の美女からＨないたずらと共に生活範囲を侵略されていくミステリーラブストーリー。
美大の予備校に通う浪人生の主人公は気弱だが優しい性格の持ち主で、
一人暮らしをしている先のアパートの階段で倒れていた女性を介抱する。
圧倒的美貌とスタイルの持ち主の彼女はそれ以降青年の生活域を徐々に侵略していき半同棲生活を無理やり強いられて行く。
押し掛け女房もののラブストーリーなのだが本作が特徴的なのがミステリー仕立てになっている点。
介抱はしたもののそれ以上のことをしたわけではなく彼女に好意を抱かれる行動はしていないはずなのだが、
徐々に私物を青年の部屋に持ち込みからかう様にその身体を使って性的な寸止めスキンシップをとる。
青年の金や住処が狙いかと思えばそういう訳でもなく青年の帰りが遅ければ本気で心配するほどの好意の情を見せる。
また青年の知らぬところで怪しげに動いている様子も見せており彼女の謎の行動が積み重なっていく。
この第一巻はそんな彼女の名前がやっと分かるという所で引きになっており話の構成が実に見事で次の巻が待ち焦がれる。
著者の過去作品を見ていると今作はかなり異色の作品で主人公が気弱な美少年と言う時点で大変驚いた。
これまでの著者の作品では奇想天外な性倫理を持った主人公のエロコメディを展開していながら、
それを大真面目に社会的科学的背景を丁寧に描写することで読み応えのある作品を構築していた。
一方今作ではちんこアーティストという著者らしいキャラクターが登場するものの丁寧な構成はミステリー部分にあてられ、
キャラクターの魅力を引き出すと共にドラマチックに物語を紡いでいく。
一冊の本としての構成も考えられて作られていて各話の間にキャラクターの紹介が挟まっているのだが、
きちんと謎のヒロインの紹介は一番最後に回されているのも地味ながら読み手の楽しみを考慮してあり大変好感が持てる。
主人公は気弱であるものの言うときには言う性格をしており時に年上で余裕の態度を取るヒロインにも動揺を与える。
その力関係の揺らぎやヒロインの謎がからまるドラマとエロマンガとしてのエロも抜かりなく描いているのは見事である。 ○───< 総評と自由発言 >───────────────――─――─―─―─――─○
東京オリンピックがついに終わり一区切りがついた様に思われる2021年。
軽い和姦ラブストーリーが豊富に読めたライトエロも今は昔、刈られに刈られて見る影もなし。
しかしまだまだ頑張っているところもありそれが少年画報社のヤングコミックで、
様々な路線変更と工夫の末にライトエロのバトンを繋いでいる。
特に編集者の頑張りが伝わってくるのが頼もしいところで、
出版不況や中小企業と言われようと人材の底力のあるところが強いのだと感じさせる。
ヤングコミックの作品はやはり面白い。
単純なことだけれど難しい面白いものを作り続けることが力になり信頼になるのだなと痛感させられました。
これから先どうなって行くのかまったく予想がつきませんが心配しても始まらないので、
これが良かったよとか言い合うこういった場所が貴重になるのかなと思ったり。
吉報としては高橋こばと氏が本格復帰されたのはめでたい。 ヤングコミックはあさぎ龍のおばさんもエロい
けど、ヤングチャンピオン烈の
いとうえの緊縛ものと
柚木NのNTRものが双璧にエロい >>375
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