佇むは夜明けのほとり

愚者の花道の人の作
記憶喪失の青年と、同じ年頃の若い未亡人のトラウマ話
じわじわと心が近づいてる丁寧な描写がいいし、謎も気になる

白薔薇は枯れても〜もそうだけど、しっとりした話で芯のあるイライラしない
ヒロインなので安心して読める
地雷要素としてはどちらも処女ではない(がセックスに良い思い出は無し)

たまたま共通した点としてペット描写がどちらもあるが、
「わんわん!」など動物セリフ擬音がないところが良い