渾沌の七竅

ここで散々、主人公でヒロインなヒーローと言われていて、それはいいんだけど、
作者渾身のこれでもかと言うぐらいの美少年描写には、さすがにうんざりしてきた。

男どもは女にしたいほどの美貌。
美少年は美女よりも美しい。
そこらの女なんて目じゃない。
美しい女も男も見慣れているが、これほどの美少年は滅多にいない。
花街の陰間茶屋で一番の美貌を誇る男娼でも、この少年の前では色あせるであろう。

絶世の美少年だって言いたいのはわかるんだけど、何でいちいち女よりも美しい(笑)とか書くんだろう。あんまりしつこい描写のおかげで、最近じゃヒーローがおかまな人に見えてきて、もう笑うしかないんだけど。

あと、ヒーローの良いとこって、美しすぎるってことだけなのかって思えてきた。