人が人を殺す権利はないからと死刑廃止を訴える人々がいる
本来は死刑廃止でなく殺人者を無くすにはどういう教育と施策をすればよいか考えるのが先である
犯罪者を無くさず刑罰を廃止すればこの世は悪の天下となってしまうだろう

オウム真理教の村井秀夫を公衆の面前で刺殺した徐裕行は懲役12年で出所した
だが刑期を終えたからと殺害の罪が消えたわけではない
本人は反省しているし懺悔しているというだろう

しかし人を殺しても刑期を務めれば自由の身になれるのであれば殺すことにメリットがあるシステムとなってしまっている
被害者の人生全てを奪ったのだから例え一人でも人を殺せば少なくとも恩赦なしの無期懲役か終身懲役が妥当であろう

死んだ被害者の命よりも生きている加害者の命と自由を大切にするというのであれば
それは善悪を逆転させた悪魔的発想により生まれたルールだと思わざるを得ない