四:
「都会っ子とケダモノ」が好き。おねショタと思わせてからの一転攻勢だけど双方照れているのが良い。

五:
何ていうか、日常生活で少年を見て性的興奮を抱くことは恐らくないじゃないですか。ないと思うんですね。日常生活の話です。
でもお話の中ではアリなんですよね。
何を今更、という話かもしれませんが今更なんです。レイプだって和姦だって、ないものをあるように書くのが漫画ですから。
インターネット掲示板やら特定のSNSに入り浸っていると忘れがちですが割と特殊な性癖なんですよね。男の娘って。
本作品は激しくしこれつつそれに気づかせてくれた貴重な漫画でありました。
主人公が偶然召喚してしまった悪魔(男の娘)とセッックス!!!!!!という漫画なんですが、
主人公が「可愛いしちんこ付いててむしろラッキー」位にしか考えてなくて。悪魔側も男なのに犯されることについては特に心理的に大きな抵抗もなく。
ストーリー的にはもうこれ、男の娘である必然性が全くないんですよ。単純に絵面の問題で。
蒼天航路で曹操が北伐に出た際に「馬が跳ぶのは呂布だけだと思っていたが、この地では皆当たり前のように飛んでいるな」と呟いたときと同じ心境です。
一作品だけじゃなくて、一ジャンルに関わる人々全員がシフトした結果とても奇妙なものを目にしている。
ソドムとゴドラの世界来てますよ、これ。でも抜ける。
でも抜ける。共通認識気持ちいい。何に興奮しているのか分からないけど男の娘は抜ける。
その手のエロゲの傑作である「女装山脈」が色褪せないのはその辺りをぼかさずしっかり描写したからだと思うんですよね。
「男だけど可愛いからいいよね!」可愛いのは素晴らしいことなんですけどそれだけじゃよくないんですよ。
でも最早抜けちゃうんですよ。すみません。
男の娘がぷにぷにしていて可愛いと思いました。終わりです。