>>93つづき

五:4冊はわりと簡単に決まったのだがラスト1冊は本当に迷った。おかげで投票が最終日になる始末。
年末という投票期間的にもまた予算配分が薄い本に偏りがちという不利な時期に出た本だけど埋もれさせるには本当に惜しいという
判官贔屓からこれを選んだw
本のタイトルにもなっている桂さんちシリーズの連作がNTRの傑作
作者は(エロ)漫画が本当に上手い。ヒロインの心情が丁寧に描写されているのでストーリーにどんどん入っていける。だからエロが心に
響いてくるんですよね。もちろんエッチシーンも充実している。あっさり目の絵柄なのに濃厚なセックスという一種のアンバランス感もいい。
なにより単なる肉体的な快楽堕ちじゃなく言葉でメンタルを攻めて徐々に堕としているところが凡百のNTRモノと一線を画している。
オチもなかなか秀逸。
NTR好きなら必読。NTRをあまり読まない人にもぜひ読んでほしい。

○───< 総評と自由発言 >───────────────――─――─―─―─――─○
5冊目を争ったのが utu『はれんち。』 と Fue『淫魔のミカタ!』
どっちも本当によかった。5位に選んだひげなむちと内容レベルに差はないと思う。
utuは様々なヒロインのいろんなシチュを見せてくれてどの作品も濃厚なエッチできっちり抜かせるのはまさにプロの仕事だった。
自分は「入れてナンボ」という考えなので実のところフェラメインのFueの本はスルーしてた。新刊スレで評判がよかったので手に取ってみて購入。
たしか以前は不自然にフェラにこだわっていたけどサキュバスなら説得力があるよねw それに挿入セックスにもちゃんと尺を取っているのもいい。
1冊丸ごと使った長編だがストーリーにメリハリがあって飽きさせない。個人的にはロリ母と外人総長がお気に入り。