>>983
>>984
フランス書院とかみたいに濃厚なエロ描写があるかといえばそうでもない。
かといって一般小説としてプロットとかを練っているかと言えばそうでもない。
ちょっとキツイ言い方をすれば、「淡く清らか」というか
情味のある作品にしようと狙いに行って、
結局どっちつかずな中途半端で終わってしまった感じが強い。

あくまで個人的意見としてだけど、そういう意味では、
紹介してくれてたのに申し訳ないけど、ご本人がいらしてるので敢えて言えば
「禁母夢」さんの小説にも通じるものがある。
もう少し思い切ってどちらかに振れてくれるともっとよくなるのではないかと思う。
(別に両者ともけなしているわけではないよ、真面目な感想として。念のため)。