>>988

非常に興味深いご指摘で、ありがとうございます。
ブログの方では私に気を使って頂いてそういう厳しいことを言われないので、大変参考になります。

多分小説を書く人は誰でもそうだと思うのですが、どういう作風を自分の理想としているか、だと思うんですね。
ここにいる皆さんでも「今まで読んだ中で母子小説ベスト3を挙げて下さい」って言ったらバラバラになるでしょうし。

90年代頃からフランス書院をはじめ、紙媒体でもネットでも実母小説はほとんど読んできましたが、個人的に「これ!」と引っ掛かるものって少ないんです。
ネットが普及して「素人の体験告白」というジャンルも充実しだして色々見聞きしてきた結果、

(「快適な母子相姦」で有名な)macshoさんの小説「快姦文庫」の世界観+「少年と熟女」にあった「Lovers」のように読む者の心をざわめかすように訴えてくる心理展開+ネットの近親相姦告白的な日常のリアリティ+翻訳小説のように乾いた雰囲気の小話

というのが一つの理想と思って書いているのですね。
だから中途半端っていうご指摘は全くそうだ、とも思いますし、これはこれで模索した結果たどり着いたとこでもあるんですね。
エロも詩情もほどほどの分量とバランスで乗っかっているのが好みなんです。

とはいえ、読む人がいて楽しんでいただけてこその小説公開でもあるし、その辺りはなかなか難しい部分です。
だから「もう少し思い切ってどちらかに振れてくれると」って言葉、非常に身に沁みます。すごく。
ありがとうございます。