長文すまん。
んー。皆、厳しいな。
月下香は山さんがあと書きで書いてた、理性を蝕まれて男に傾倒し溺れていく人妻をじっくりと描く作品だよな。
40歳前後の普通の主婦がなぜ家族を裏切り、快楽に溺れるのか、心まで許すなんて簡単になるわけないのに、なぜそうなるのかをじっくりと見せてくれていて、展開な遅いのはそうじゃないと、長編の意味がない。
特に今回は蜜地獄にはまりながらも、心地よいとさえ思う様が好きという山さんの言葉とおり
最後の唯子さんの姿とセリフにはぐっときたけどな。
エロもニップルプレスで表情に変化を持たせつつ、旦那との生活に例え、枕は旦那、染み付いた匂いを卍に例えるなど、非常に練られたアイデアは素晴らしいと思った次第。
話も動いたしな。嫌いな匂いじゃないの、染み付いてとれないのなんてセリフを思い付く山さんはやはりすごいよ。
まさに前回と今回が山場だったと思うがな。