持ち直したとは思っていますが、前半より盛り上がっているかというとそうではないと個人的には感じています
随所で工夫や光る表現は見られますが、やはり繰り返しのマンネリ、間延び感は否めませんね。
これは計画的な「長編」というよりも「長編連載」、しかも人気が出たことによる「臨時長編連載」であって、
そのことが響いていると感じます。山さん自身もめっちゃ悩んで描いてるんじゃないでしょうか。
連載モノによくあるんですが、連載中は抜けるのに、結末が近づき全体像が見えてくるほどに
いままで抜けてたところでも抜けなくなることがあります。
一方、最後まで読み通したあとも繰り返し抜ける作品、というものも世の中にはあります。
どちらが優れている、というわけではないんですが、いまのところ自分のなかでは前者になりつつあります。
「連載モノ・月下香」にリアルタイムで出会えたことが幸運だった、ということになるかもしれません
その意味で>>205さんのような意見も印象的です(最初かどうかはともかく^^;)
自分は山先生とても尊敬してますし、今後、現状けしてイケイケでないこの流れをどう処理していくのか
大いに興味を持っています
いろんな意見の人がいて、それぞれになるほどと思えるところがあり(全然なるほどと思えないのもまた新鮮)、
本当に面白いです