ラレ  6話 2018年1月15日
パク 48話 2018年6月12日

ラレ でも。ひとりで入りたいって言ったのに、カインが一緒に来てしまった。
パク ああ、やっぱり一緒に入るなんてこと、頑として断るべきだった。

ラレ 「・・・! 自分でするっ」
パク 「自分でできます」

ラレ 中世のお姫様は、侍女が全部やってくれたと聞いたことがある。
   髪が長いのは貴族のスティタスだったとか。

パク だって、薄着のメイドさんが「お背中お流しします」などと現れたら、誰だって固辞するだろう。
   どうやら貴族の中では当然の文化のようであるが、私は断固拒否だ。

ラレ 「この城には女の使用人がいないんだ。おいおい考えるとしても、ナギサの世話は俺がやりたい」
パク 「そんなにメイドが嫌なら、俺と入ろうか。ご主人」

ラレ 「浴場にある磨道具の使い方、分からないだろ」
パク うちの家の風呂に、そんな機能は無かった。

ラレ 続けてカインは石鹸をたっぷり泡立てると、手の平と指で、私の身体の隅々を、わきの下、足の付け根、
   そして手足の指一本一本まで丁寧に指を這わせ、洗った。

パク 手のひらに満遍なく石鹸をつけたくーちゃんが、当然のようにそれを私の鳩尾に広げる。
   (台詞二略)腹、太もも、肩、背中。そして、胸の膨らみにまで。