(ラレ)
私達は繋がったまま、シルキーの持って来た食事を食べた。
小さくカットされたサンドイッチや、海苔巻き。骨付きの鶏の唐揚げ。
カップに注がれたスープは、カインが口移しで飲ませてくれる。
デザートの温室の森で採れたもぎたての新鮮な果物は、滋養強壮、体力魔力回復に優れている。
綺麗にカットされた色鮮やかな果汁たっぷりの果肉を、私達は口づけしながら味わった。
カインがかみ砕き、私の口内に戻す。その逆も。
彼は時折、果物を摘まむ代わりに、私の胸の尖りや、
秘粒に施されたミスリルリングを摘まんで、いたずらする。その度に、甘い悲鳴を上げる私。
最後に回復薬ポーションを飲んで食事を終えると、カインは私から彼のモノをずるりと抜いた。
すると急に喪失感が押し寄せて、どっと涙があふれる。
しがみつく私をそっと横たえると、彼は私の頭を愛おしそうに撫でた。


(パク)
ひたすらご主人を、貪り続けるのだ。
二日間ぶっ続けで。
繋がったまま食事を取ることだって、そう珍しくはない。
口移しで飲み物を与える際の、ご主人の官能的な表情と言ったら。
そんなものを目にして我慢がきくわけもなく、俺はご主人に無理を強い続けていた。
改めるべきなのは、明らかだ。
だが、休暇中とは違い”滅多に会えない”という状況が、俺の箍たがをあっさりと外す。
覚えたての子供ガキでもあるまいに、酷い有様だ。
事態を見越したノディルが持たせてくれた、かなり強力な滋養薬。
それがなかったら、どうなっていたことか
高価なものだが、ご主人には”ノディル秘伝の栄養剤”だとぼんやりと伝えている。
価格を知れば、乱用を躊躇する恐れがあるからだ。
俺が散々にご主人を抱いてしまっても、彼女が嫌がることはない。