379だが
他にもこんな感じで書いてるので良かったら長文だが批評して欲しい


擦るッ!! 擦るッ!! 擦るッ!!
それは灼熱ッ!!
それは極彩ッ!!
それは混沌ッ!!
彼女の蜜壺を擦り抜けるXXLサイズの俺のデカチンポはまるで轟音を立てて山陰のトンネルを通り抜ける新幹線にさえ似ていた。
主観的には時速200kmで突き抜ける肉の棒。
摩擦熱で灼熱に達するレールを焦がす車輪の原動力たるエンジンはきっと金玉なのだろう。
早く、速く、疾く、今すぐに目の前の相手を孕ませたいッ!!
欲望という名前の本能と本能という名前の欲望が、無限の蛇の如く互いを貪り合う。
抑えつければ抑えつけるほど、色欲の滞在は深い底からの開放に飢える。
唸る轟音の代わりに野獣の様な息遣いと矯声が狭いワンルームに響き渡る。
暑いのは梅雨のせいなのか、互いの熱と汗と液体のせいなのかもわからない。
だが快感と不快が協和する感覚こそがセックスの醍醐味である。
何故かわからないがそんな詩人の様な気持ちになる。
だが詩人というよりは狂人や野人という方が適切であるだろう。
己の精を、己の遺伝子を相手に刻み付ける生物の本能に従うように、射精感が湧き上がってくる。
もっと楽しみたいからまだ出したくない、でも今すぐに出したい…
その二律背反こそが、まさにエロスでありタナトスでもあることを男は確信した。
欲望の堰は罅が入り、獣欲は尿道から決壊する。
故に、―――――――――精液は発射された



「――――イクッ」