もう風船は水道の水でパンパンに張って、腸管いっぱいにふくれあがっている。あまりの苦しさに弘子の総身が痙攣しだした。
少しずつ視界が暗くなっていくのを感じた。このまま死んでいくのだろうか 「もう、殺して」