感想
鏡遊二度目の美少女文庫。今回はウザキャラ+義妹というとても食い合わせの良いチョイス。
挿絵は「有末つかさ」 年下キャラに扁平顔を当て、トーン濃い目の処理が挿絵にこれまた相性◎。
エロ比率がちょいと低い気もするが、巨乳なのでまあ良し。

さて展開は、かわいい後輩が小悪魔な義妹となって、あとはひたすらヤリまくるだけ。シンプル極まりない。
ヤマとして両親が帰ってきたらこの関係どうしよう…というものがあるが、それすらあっさり片付いてしまう。ヤマですらない。
友人達に兄妹関係や肉体関係を隠しながら〜というシチュもあるにはあるが、それすらスパイスにしかなってない。

Hとしてもとにかくヤリまくり。特殊プレイはあまりないが回数と勢いでカバーしている。
特に相手からの呼び方がほぼ「お兄ちゃん」なので、義妹プレイを求める人にはクリティカルヒット。
ウザキャラだけでなく後輩モードでのHもあるので二面性も楽しめる。
逆にほぼ膣内射精しているが、妊娠オチではない。まあそんなの美少女文庫ではどっちでもよくある話なのだが。

さて難点。前回と同じく、絶倫でヤリまくるだけで特に山場が無い。前回よりはイベントやオチもちゃんとはしているのだけど。
ウザキャラについては「ひっひっひー」という笑い声やセクハラ誘惑など人を選ぶ。タイトルからしてウザキャラ選定はしてるとは思うけど。
オチとしてもメール演出は非常に良いが、あっさり認められてるのでそれはそれとして肩すかし。
まあガチ実ドロドロものが控えているので、これはこれの義妹ものとして楽しむのが良いのだろう。

総じるとウザキャラもので義妹ものを求めている人はタイトル買いでおk。
それ以上のややこしい設定はなく、ただヤリまくってるだけで物語も終わっていく。エロ小説とはそんなもんだろう。


では以下略zzz