後ろ手のまま仰向けにされ、顔を床につけるようにそむけながら泣き濡れている城美智子の白い体に手をかけた高彦は
よいしょと声をかけ、荷物でもひっくり返すようにうつ伏せにした。
まだ薫に犯されていないもう一つの蕾を開くために。

大切に慈しみ育んできた純潔を奪われ、膣内射精までされたショック、哀しみ、悔しさ、絶望に流した美智子の涙
それをあざ笑うかのように自分の欲望を満たすため、荷物の様に彼女の全裸の肢体を粗雑にひっくり返す高彦
この場面がいいんだよなあ