しょうやくん(男の子)は他の子と一緒に西宮(女の子)を耳が聞こえないのをいいことに
いじめてた。ある時、他の子がいじめの責任をしょうやくんに全て押し付け、
しょうやくんをいじめ始めた。西宮は彼が自分のせいでいじめられてると思い、
落書きされてた机を彼が気づく前に消し始める。結果、彼に見られ、
机の落書きを消していたんだと知られる。かつていじめた奴が、
自分をいじめから助けようとしている。こんな屈辱があるのか。
彼は怒る。西宮は友達を作りたかった。例えいじめてくる彼とも、
友達になれると信じていた。だから彼のために自分ができることならなんでもして
あげたかった。しかし彼は怒った。自分の行動の何もかもが否定された瞬間だった。
西宮は自分に怒る。なんでこうもうまくいかないんだ。結果、
気持ちのやるせなさが爆発、彼にぶつけることになった。
彼女の葛藤に少なからず気づいた彼は、彼女の言うことには気づかないふりをしな
がらも、怒りの相手をしようとしている。