>>105
この物語に続きがあるとしたらこうだ。

ガルザルにフェイを奪われ、フェイがガルザルに犯され快楽に溺れる様を見てしまった人間の青年ダン。
「フェイはガルザルのものになってしまった」、「フェイの心の中にはもう自分はいない」と思い、ショックと絶望のあまりに心も体もボロボロになってしまった。
龍人の里で暮らすのが嫌になり、荷物を纏めて黙って龍人の里を立ち去り、何の宛も無くさまよう旅に出る。
そして、何も知らずにドラゴン(西洋竜)たちが生息する地域に辿り着き、岩にもたれかかって座り込み、意識を失う。
目が覚めたら、何処かの洞窟の中で横になっていて、そこに一人のドラゴン娘が居た。
彼女は「エメラ(※無名だと可哀想なので付けました。)」と名乗った。
ダンは彼女に助けられたのだ。
彼女から美味しい手料理を頂き、彼女の優しさに触れ、彼女に自分の哀しみと苦しみを語る。
それを聞いた彼女から、「私と一緒に暮らさないか?」、「私なら、ダンを守ることができるし、ダンをどこまでも遠くへ連れて行ってあげることができる」、「私だけの雄竜になってほしい。私を受け入れてくれるか?」と聞かれる。
ダンはそれを聞き、受け入れ、彼女と純粋に愛し合い、交わり合う。
そして、彼女に不老長寿にしてもらい、彼女と何不自由の無い、幸せな夫婦生活を送るのであった。