新潟って売れてるアーティストにはどかっと客入るしプロモーションもすごいんだけど、中堅アーティストにはすごく冷たいんだよね。
でも彼らのようなアーティストは野外でやるべき。新潟は海もあるし緑も多いんだしそういうところで定期的な音楽イベントあればいいのにな。

ワタシは「大ファン!」ってわけじゃないが音楽的には好きだ。彼らのように、10年以上かかって少しづついいポジションまで来た実力のある音楽家をみてると、
ヒットチャートを賑わせている使い捨て音楽つうのがいかにつまらなく、本質的にはカッチョワリーってのがよくわかる。まあ、今の音楽産業を支えてるメインの顧客ってのが小学生、中学生だからしゃあないんだけどさ。
ホントに音楽好きな人は、今のメインストリームにあるR&Bやブレイクビーツ、Hiphopなんか80年代後半〜90年代頭にとっくに通ってきた音楽だからね。
今更?って感じだよなあ。新鮮でもなければ、カッコよくもないのよね。

ワタシは流行りモノ(ヒットチャート)の音楽って全然興味ないんだけど、街あるいてたりテレビ観たりしてりゃ流れてくるから知らないワケじゃないのよね〜。
要は食いつく程の価値がないんだよ。サウンド的にもとりたてて新しいものもないし(一部を除いて、な)メロディーも誰でも考えつくような陳腐なモノが多いし、歌詞だってハタチそこらの子供が書いた詞にシンパシー感じるわけないし...。
だからといって懐古趣味に走ってるわけじゃない。世界中には星の数程音楽が溢れてるのに、流行ってる曲しか知らない人って可哀想だわ〜。
そりゃ、流行りものにもいい物があれば聴いてるんだが、そういう曲ってすごーく少ない。
そんなあなたにこういうのはどお?

「沢知恵/いいうたいろいろ2」
以前書いた「満月の夕」を探していた時偶然買ったアルバムなんだが、ちあきなおみの「喝采」からさだまさしの「風に立つライオン」まで、いい曲満載のピアノ弾き語りのカバー集。
なかでも「男はつらいよ」のカバーは絶品。マジ感動する。こんなにいい歌だったか!?みたいな。

まあ騙されたと思って聴いてみ。