>>751
あの場面いろいろ考えたんだけどね、息子目線の唯子なのがポイントだと思うんだよ。
前ページまでは客観的な動きのあるコマで進んでいた。そしてあのカットは別の作家が描いたかのような「痴呆顔」。

作画の崩れた痴呆顔は、まさに暁人の主観で見た唯子で、かつての家族のことを一番に考えていた優しい母親ではなく、暁人の心情も入った唯子の形をした牝の姿なのかと思った。