>>33
「智実!相変わらずの手際の良さだな。」
「うれしいわ長沼先生
○○さんのことだから、途中で気づくんじゃないかと思ったのに……
何だか拍子抜けするくらいです。」 
あれほど自分を慕っていた後輩が意識の無いまま制服と下着を脱がされ
鬼教師に裸に剥かれていくのをすぐ横でビデオカメラに収めながら智実は軽く言ってのけた。
あの日、羽生のマンションで長沼に女にされて既に1年
娼婦として連日、客に抱かれるようになって9ヶ月近くが経とうとしている。
長沼の命令で今回の様に罠に掛け自分と同じ娼婦へと陥れたクラスメイトや同級生、下級生は既に10人を超えている。
罪悪感や良心はとうに失せ、その瞳の奥には、残酷な光がチロチロと燃えている。
かって自分を罠に嵌めた靖子や千里も少女がこれから迎える運命の瞬間を一瞬たりとも逃すまいと
盛んにカメラのシャッター音を鳴らしフラッシュを瞬かせている。
唯一、瑠璃子だけが哀しそうな目でこれから女にされる少女の頭を時折優しく撫でている。
「さあて、いよいよ特出しといくか。
ご開帳の瞬間を逃すんじゃねえぞ、智実!」
「ハイ、先生!」
長沼の毛むくじゃらの手が少女の腰から最後の1枚となった純白のパンティを少しずつ引き下ろしていく。
その全身像を捉えんと位置を変え仰向けになった裸の少女をフォーカスしていく智実
それが正に1年前の自分の姿だと気付く理性は既に彼女には残っていなかった。