唯子は「自分みたい女が秋月家に居れば愛する夫と息子を不幸にする。」
暁年は「自分では唯子を満たす事も出来ないし、唯子も本当に愛する人を見つけたから身を引こう。それが彼女の幸せだ。」
とお互いにお互いの事を思い合って、しかもお互いに愛し合って居る事を口に出せずに別れを選ぶなんて事になったりして。

卍は、そんな二人の心情を分かっていながら唯子に客を取らせたり風俗に落として金を巻き上げる。
妊娠したら稼げないから堕胎をさせて稼がせる。
堕胎を繰り返す事で妊娠も出来なくなり、唯子は当初は身も心も蕩ける様な快感を卍とのセックスで得ていたのが苦痛になり呪縛が解けていく....