旦那が探し当てて、二人で帰宅
不思議がる息子だが、何も触れずに
以前のような楽しい食卓を過ごす。

風呂に入ると唯子さんが背中を流しにくるが驚く息子に、あんな姿を見られたんだからいまさら恥ずかしいことなんてと、
大きな背中になったと涙ぐむ唯子さん。

そして安心して眠りにつき、朝起きると
母はいなかった。
今度こそ、自分の意思で家をでていった。

そして、あの瞬間、母を、その心を手放したことに気がつく暁人だった。



妄想すまん。