「鬼ノ山予備校」...そこでの授業のすさまじさは風の噂で日本全国に知れ渡り、全国から大勢の浪人生達が入門し、己の男を磨いていた。
そんなある日鬼ノ山予備校に挑戦状をたたきつけてきた組織がいた、親切丁寧わかりやすいをモットーにする教師達の集まりである「明神会」であった。彼らの目的は鬼ノ山予備校にいる浪人生達であった。
欲にまみれた明神会は次々と汚い手口で鬼ノ山予備校の男達を自分たちの学校に引き入れ志望校に一発合格。かくして明神会と鬼ノ山予備校の百年戦争が勃発した。
数年後、一人の若者が明神会に単身戦いを挑んだ。その男の名は西川大吾。その大男は明神会入学テストで100点満点中5点という成績を残し、入学を断られる。
だが、大吾は鬼ノ山予備校二代目親方、大山蔵之助に助けられ、一命を取りとめる。
大吾は鬼ノ山予備校に入学、明神会壊滅の為に6浪突入中の鬼熊、坊主、達磨達とともに地獄のような鬼勉強を続ける...。だが大吾には教師のはずの大山蔵之助が小学生レベルの内容で怪しいという過酷な運命が待ち受けていた。