中原…昔から誰一人として近づくことのない険しいその大地に、近代的な統一国家の為に造られた政党があった。
「中国国民党」…そこでの修行のすさまじさは風の噂で中華全土に知れ渡り、全国から大勢の猛者達が入門し、己の男を磨いていた。
そんなある日国民党に挑戦状をたたきつけてきた組織がいた、革命闘士達の集まりである「中国共産党」であった。彼らの目的は中原に眠る莫大なマンパワーであった。
欲にまみれた共産党は次々と汚い手口で国民党の男達を惨殺。かくして国民党と共産党の百年戦争が勃発した。
数十年後、一人の若者が共産党に単身戦いを挑んだ。その男の名は西川大吾。その裸の大男は天安門広場で大暴れをするが逆に返り討ちに合い、瀕死の重傷を負う。
だが、大吾は国民党二代目親方、蒋介石に助けられ、一命を取りとめる。
大吾は国民党に入門、共産党壊滅の為に兄弟子の鬼熊、坊主、達磨達とともに地獄のような鬼修行を続ける...。だが大吾には過酷な運命が待ち受けていた。