別荘で失意に沈む王妃オリュンピアを訪ねてきたのは17歳の息子だった
満月に照らされた室内で語り合ううちに二人の体は少しずつ寄り添いあっていく
「母上・・・私は天の神ウーラノスになりとうございます」
「ああ・・・なんと大それたことを・・・」
拒絶の言葉を口にしながらもオリュンピアは息子の求愛を拒まなかった
母子は口づけをかわし全裸になって互いの肉体を十分に味わっってから正常位で交わった
「おお!レックス!見事じゃ!なんとたくましい!ああ!」
知性と武勇に優れた若き王子の硬き肉の剣に貫かれ王妃は悶絶した
「ああ!母上!今まで抱いた女は全てあなたに及びません!」
どれだけ乱れても気品を失わない美しい王妃の熟れた女体に王子は耽溺した
狂おしいほどの快感に耐えることができずあっという間に母子は同時にオルガスムスを味わった

精を放っても硬き肉の剣は全く衰えない
そのままオリュンピアは騎乗位になり王家に伝わる秘儀を惜しみなく実の息子に与えていく
「ああ・・・母上・・・なんと・・・なんと淫靡な腰使い・・・ああ!」
「レックス・・・母の・・・母の愛する男は・・・今はレックスだけじゃ・・・全てをそなたに捧げよう」
「ああ!母上!・・・父上は愚か者だ!くうう!・・・こんな最高の王妃がいるのに・・・あんな女と結婚するとは!」
「レックス・・・母の望み・・・かなえてくれるか?」
「母上がお望みなら・・・ああ!あの女を!・・・クレオパトラを成敗いたします!」
「それには及ばぬぞ・・・彼女に罪は無い・・・」
王妃に導かれて対面座位になると二人はおよそ一時間に及ぶ謀議をこらしながら蛇のように姦淫した

「ふふふ・・・レックス・・・そなたの大望が聞けてうれしいぞ・・・」
「ああ・・・母上・・・私は・・・天の神ウーラノスになって・・・この世界全ての王になります!」
「なるがいいレックス!・・・母は大地の女神ガイアとなってそなたを支えようぞ」
「ああ!ガイア!母にして最愛の妻ガイア!共にオルガスムスを!」
「おお!ウラーヌス!我が息子にして最愛の夫ウラーヌス!共にこの世界を手に入れようぞ!」
母子は再び力強く抱きしめあいながら人知を超えたオルガスムスを味わっていった

それは後世「大王」と讃えられることになる征服王の誕生だった