>>270
欲情は確かにしている。
ただし、それ以上に「恋してる」のがポイント。

ラストシーンが
「好きだよ」「私も愛してるわ」
で終わるポルノ小説は、先生以前はほぼなかったはずだし、
たぶん、今のハーレム系相姦ものでも少ないんじゃないかな?

というのは、牧村主人公とヒロインは互いに操をたてあってる。
「ママだけが好きなんだ!」
「私もよ、パパにはもう指一本触らせないわ!」
みたいな感じ。

「他の女で童貞捨てちゃってごめんね」
みたいに母親に謝る息子は、
他の作家の作品には意外に出てこない。

これも先生がたぶん本当に書きたかったのは、
青春純愛小説だったからに違いない!

ちなみに以前、訳した「clanシリーズ」
これは訳せば訳すほど、牧村先生と価値観が同じでびっくりした。
作者の「俺が書きたかったのは結局、『愛』なんだ」(意訳)にしびれた。
この人が牧村先生を知ったら、感動しただろうなぁ……


再登場して、すんません……