part8 864より
三島華子の体は蝋涙の雨にさらされている
白い裸身は変わらず後ろ手に縛られ、乳房に掛けられた上下の縄は中央で割られ、そこから左右に延びた縄が両肩に掛けられて、後ろ手の縄に結ばれていた
背徳感を与えるセーラー服の濃紺のスカーフの目隠しが、彼女の涙を染み込ませている
先ほどと違い、長く伸びた両脚を足枷で大きく広げられており、臀部には処女を奪われた時に使用したクッションがあてられ、いまは無毛の陰部を上に突き出され 、より降り注ぐ蝋涙から逃げることを許さなかった
室内灯は消されており、替わって華子の体を照らすのは、仰向けにされた彼女の上方と下方に立てられたスタンド式のスポットライトである
無垢な17歳の女子高校生は、倒錯した被虐の舞台に上げられ、男たちの淫靡な視線にさらされていた
柱に吊るされた何本もの白い蝋燭の焔が暗闇に光り被虐的であり幻想的でもあった
「きゃっ!……いやっ!……やめてください!……あっ!……あっ!……」
絶え間なく続く華子の悲鳴と喘ぎに男たちの官能は再びたかめられていく