暁人の最後の独白は、唯子の心を暁年も暁人も取り戻すことを諦めたことを示唆してる。

作者が卍の勝利と秋月家の哀しみを描きたかったのだとすれば(実際、最終回の内容はそうだし)、強引で雑な展開だが一貫性はある。

ただ、読者が納得するかどうかは別で、少なくとも俺は雑過ぎて駄目だと思ってるし、唯子を取り戻す為の行動をした方が、登場人物のこれまでの行動という面からは正当だと思う。