「やった」
明文はキヨ子の許しを得ると目の前の豊球に手を伸ばそうとする。
かつて遠目から憧れたキヨ子の乳房が今は目の前にある。
しかも、いくらでも揉もうが触ろうが咎められない自分の物として。
恐る恐る指先でキヨ子の肌に触れる。
むにゅ
キヨ子の下乳は軽く指先で押しただけでべっこりと凹む。
……うわっ、やわらけー
明文はもう一度キヨ子を見上げると、キヨ子は何も言わずに優しく微笑みかけてくる。
その微笑みに後押しされるように明文は両手でキヨ子の下乳を包むように掴んだ。
しっとりとした柔らかな肌に、たわわな重みだけで指が食い込んでいく。
明文が両手を少し動かすとキヨ子の乳房はぷるんぷるん揺さぶられて、両乳の頂きにある乳首がふるふると揺れる。
男を惑わすような乳首の動き、親指に触れる乳輪のつぶつぶした感触、明文は思わずキヨ子の両の乳首を摘んでしまった。
「んっ……!」
キヨ子の口からほんの少し声が漏れる。
それはほんのわずかな、吐息のように小さな声だったがその場にいる男たちにはっきりと聞こえた。
明文が驚いて顔を上げるとキヨ子は恥ずかしそうに目を伏せ、頬を赤く染めていた。
そんなキヨ子に気を良くした明文は親指と人差し指で摘んだキヨ子の乳首をくにくにと捏ねくりまわす。
「ん……、んん……」
キヨ子から押し殺したような声が漏れ出てしまう。
明文はさらには人差し指と中指で挟んで、親指の腹でキヨ子の乳首の先端を擦り上げていく。